ドコモが昨日、シャープ製最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense7 SH-53Cの価格と発売日を発表しました。
価格的には安くはないものの、sense7 plusの価格からすると予想範囲内といった感じではないでしょうか。
そんなドコモ版AQUOS sense7について同時に公開されていたのが同モデルの詳細スペックで、その中に対応バンドも記載。
この対応周波数においてこのAQUOS sense7が前モデルのAQUOS sense6や兄弟モデルのソフトバンク版AQUOS sense7 plusよりも優れていることが判明しました。
AQUOS sense7 (ドコモ)、AQUOS sense6 (ドコモ)、AQUOS sense7 plus (ソフトバンク)の対応周波数比較
以下は前モデルのAQUOS sense6 SH-54BおよびソフトバンクのAQUOS sense7 plusとの対応バンド比較:
LTEバンド | AQUOS sense7 SH-53C | AQUOS sense6 SH-54B | AQUOS sense7 Plus A208SH |
1 | 〇 | 〇 | 〇 |
3 | 〇 | 〇 | 〇 |
8 SBプラチナ | 〇 | – | 〇 |
11 | – | – | – |
18 auプラチナ | 〇 | 〇 | – |
19 ドコモプラチナ | 〇 | 〇 | – |
21 | 〇 | 〇 | – |
26* auプラチナ | – | – | – |
28 | – | – | – |
41 | 〇 | – | 〇 |
42 | 〇 | 〇 | 〇 |
AQUOS sense7 SH-53CはAQUOS sense6 SH-54Bでは非対応だったソフトバンクのプラチナバンド「バンド8」と、auとソフトバンクの補助的な周波数「バンド41」に対応。
これにより、基本的には他社のネットワークでも問題なく使用が可能、ということになり、これは地味ながら結構重要な進化と言えると思います。
一方、ソフトバンクのAQUOS sense7 plusはドコモのプラチナバンド、「19」やauのプラチナバンド「18(もしくは26)」に非対応となっており、同モデルを他社回線で使うのは難しそう。
よって、他社回線で運用、あるいはドコモと他社の回線でのデュアルSIM運用をする、という方にとってはAQUOS sense7のドコモ版の方が圧倒的に優秀、ということになります。
なお、この感じだと、おそらく近日中に発表、そして同日リリースとなるであろうau版のAQUOS sense7も同様に他社のプラチナバンドに対応する可能性は非常に高いと思われます。
追記:
本日、au版のAQUOS sense7 SHG10の対応周波数も公表されていました。
LTEバンド | AQUOS sense7 SH-53C | AQUOS sense7 SHG10 |
1 | 〇 | 〇 |
3 | 〇 | 〇 |
8 SBプラチナ | 〇 | 〇 |
11 | – | – |
18 auプラチナ | 〇 | 〇 |
19 ドコモプラチナ | 〇 | 〇 |
21 | 〇 | 〇 |
26* auプラチナ | – | – |
28 | – | – |
41 | 〇 | 〇 |
42 | 〇 | 〇 |
ご覧のように、au版の対応周波数はドコモ版と全くの同一、となっています。
11月4日追記:
本日発表された、楽天モバイル版のAQUOS sense7も4G対応バンドはドコモ版およびau版と全く同じです。
参照:ドコモ、au、ソフトバンク
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