AQUOS sense4とsense 5Gではどちらがオススメ?キーは「グラフィック性能の違い」か

シャープの最新ミッドレンジ、AQUOS sense5GとAQUOS sense4 (シリーズ)。

これらは端末サイズも全くの同じで、外見的にもカメラ部分以外はほとんど違いがありません。

そんな中、最近とある親戚かから「AQUOSのsense4とsense5G(ドコモのSO-41AかSO-53A)を買おうと思うんだけどどっちがいい?」という質問を受けました。

両者の最大の違いと言えば当然5Gへの対応・非対応という点。
しかし、これに関しては現時点では意外と「どっちでもいい」という方も多い模様(この親戚も含め)。

そのため、「ベンチマーク上の性能ではあまり変わらいないと思うけどー…」という頼りない返答しかできませんでした。

というわけで、今回はこれらAQUOS sense 4とAQUOS sense 5Gの比較、特にパフォーマンス面での違いについて検証してみました。

AQUOS sense4とAQUOS sense 5Gのスペック上の主な違い・共通点

  • sense4はSnapdragon 730G (2019 Q2)搭載、senser5はSnapdragon 690 (2020 Q4)搭載
  • sense5GはHDR動画再生対応、sense4は非対応
    OSアップデート保証:sense4はAndroid 10から2回(Android 12まで)、sense5GはAndroid 11から2回(Android 13まで)

この他に関してはカラバリなどを除き「同じ」とみて良いと思います。

AQUOS sense4とAQUOS sense 5Gのパフォーマンス(ベンチマーク)の違い

以下はAQUOS sense4 SH-41Aとsense5G SH-53AのGeekbench 5におけるCPUベンチマーク比較

AQUOS sense4AQUOS sense 5G
シングルコア
平均
550583
マルチコア
平均
15801531
シングルコア
中央値
550586
マルチコア
中央値
15851625
シングルコア
標準偏差
1212
マルチコア
標準偏差
121185
AQUOS sesne4 SH-41AとAQUOS sense5G SH-53Aのベンチマーク比較(Geekbench 5)

平均でも中央値でも両者に大差はなし、といった感じ。

ただ、興味深いのは標準偏差。
ご覧のようにsense5Gはsense4の1.5倍程度となっています。
これはスコアの測定毎のバラつきと示すもので、大きければ大きいほど「不安定」、つまり「良くない」とも言えます。
ベンチマークスコアが大きく上下するのには発熱によるクロックダウンといった理由などが考えられ、はっきりとした理由は不明。

ただ、少なくともこの2機種の「安定性」という意味ではAQUOS sense4に軍配が上がる、ということになります。

一方、AQUOS sense5Gのベンチマークスコアは同じSD690搭載のXperia 10 IIIなどと比べても幾分スコアが低めであることが判明しています。

【SD690対決】Xperia 10 III vs AQUOS sense5G、ベンチスコア性能ではどちらが優秀?
間もなく正式発表されるソニーモバイルの2021年最新Xperia。少なくともXperia 1 IIIとXperia 10 IIIの2モデルが発表されることが確定している同イベントですが、スペックと画像はリーク済み、そして国内でもau版のXp

この原因ははっきりとは分かりませんが、ひょっとするとメモリサイズなどが関連している可能性もありそうです。この原因ははっきりとは分かりませんが、ひょっとするとメモリサイズなどが関連している可能性もありそうです。

グラフィック性能の差は有意

さらに以下はGeekbenchのGPU/グラフィック性能を測定するOpenCLスコアの比較:

AQUOS sense4AQUOS sense 5G
OpenCLスコア1180950
AQUOS sesne4 SH-41AとAQUOS sense5G SH-53AのOpenCLスコア比較

ご覧のようにこの比較ではsense4が1180ポイントなのに対し、sense5Gは950ポイントと、両者の間には約2割の差がある、ということになり、グラフィック処理においてはsense4の方がかなり優秀、ということになります。

実際、AQUOS sense5Gのレスポンスに関しては価格.comのレビューでもイマイチという評価が数多く見られます。

よって、SD690はSD730Gと相対的に比較するとレンダリングはあまり得意ではない、と思っておいた方が良さそうです。

AQUOS sense4とAQUOS sense 5Gのスペック上の電池持ちの違い

AQUOS sense4もsense5Gもバッテリー容量は同じで4,570mAh。

一方、CPUが違えば当然「燃費」にも差は出るので、全体に電池持ちにも影響があるはず。

ドコモ公式サイト上のAQUOS sense4 (SH-41A)とsense 5G (SH-53A)のバッテリー持ちは以下のようになっています。

AQUOS sense4AQUOS sense 5G
連続待受820時間760時間
通話2330分1860分
電池持ち(4G)180時間170時間
電池持ち(5G)145時間
AQUOS sesne4 SH-41AとAQUOS sense5G SH-53Aのバッテリー持ち比較

ご覧のように同じ4Gでのバッテリー持ちには大きな差はありませんが、待受時や通話時に関してはかなり大きな差が出ているのが興味深いところ。

また、5G使用時だとsense5Gの電池持ちはかなり顕著に悪化するのが分かります。

sense4に搭載のSD730Gもsense5Gに搭載のSD690も同じ8nmプロセスですが、世代が新しい分、SD690の方が省電力性能に優れているのかとも思ったのですが、この比較を見る限りそれはなさそう。

いずれにせよ、日常使いの体感で両者に大きな違いが出る、という事はなさそうです。

AQUOS sense5Gとsense4のどちらを選ぶか?の結論/まとめ

通信面での違い(4G/5G)を除いた両者の性能面での最大の違いはグラフィック処理性能、ということになりそう。

5G通信が必須→AQUOS sense5G(あたりまえ)
ゲームなど比較的高負荷がかかる使い方をする→AQUOS sense4 (重要)
バッテリー持ち最優先→AQUOS sense5G (ただし僅差)
価格最優先→(大きな差ではありませんが)

つまり、5G通信に特にこだわりがないく、レスポンスを優先、という方は価格面を含め、AQUOS sense4 (シリーズ)を選んでおくのが無難なのではないでしょうか。

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