国内発売まであと1日となったソニーの最新Xperiaフラッグシップ、Xperia 5 IV。
配達に備えてもう玄関先で正座して待っている、という方も多いことでしょう。
さて、そんなXperia 5 IVですが、今回、その内部構造、具体的には排熱構造について興味深い事実が判明しました。
Xperia 5IVでは、内部部品のレイアウトを最適化し、熱がこもりやすい場所にグラファイト製の冷却材を多く使用することで、効果的に発熱を改善しました。
ご覧のように、Xperia 5 IVにはディスプレイ側(前面)とバックパネル側(裏面)の両方に冷却材としてグラファイトシートが搭載されているのですが、その冷却材のサイズがXperia 5 IIIと比べてそれぞれ37%、あるいは11%も大きくなっている、とのこと。
ちなみに以前、Xperia 1 IVの分解画像でも、前モデルのXperia 1 IIIとはグラファイトシートの数に違いがある、という件をお伝えしましたが、今回のように前モデルよりも大幅にサイズがアップしている、というわけではなさそう。
そういった意味で、前モデルからの発熱対策という点ではXperia 1 IVよりもXperia 5 IVの方が前モデルからの「進化幅」が大きいのかもしれませんね。
なお、このXperia 5 IVはベンチマーク性能でもXperia 1 IVよりも発熱によるCPUのクロックダウン、俗にいうスロットリングがマイルドとなっているようです。
ひょっとすると、この大型化した冷却用グラファイトシートのお陰なのかもしれませんね。
ソース:Weibo
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