シャオミが先日海外で発表したRedmiブランドとしては初となる新型タブレット、」Redmi Pad」。
同機種が国内でリリースされることがほぼ確実となりました。
Xiaomi JapanがLINE公式アカウントに投稿していたもの。
同社は少し前から10月21日に新製品発表会を開催することを予告しており、スマートウォッチなどを発表することも判明しています。(スマートフォンの発表についてはまだ不明)
今回の画像に機種名などは記載されていませんが、フレームのカラー、そしてRedmiブランドという点から(他にRedmiタブレットはないので)、これがRedmi Padであることは明らかです。
なお、最新のAndroidタブレット、といえば先日Oppoが国内でもOppo Pad Airをリリースしており、このRedmi Padの競合機種になることは必至。
Redmi PadとOppo Pad Airのスペック比較
というわけでまずはRedmi PadとOppo Pad Airの簡単なスペック比較:
Redmi Pad | Oppo Pad Air | |
ディスプレイ | 10.61インチ 2000×1200 LCD 90Hz | 10.3インチ 2000×1200 LCD 60Hz |
チップセット | MediaTek Helio G99 | Snapdragon 680 |
メモリ | 3GB/4GB/6GB | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB/128GB | 64GB |
リアカメラ | 8MP | 8MP |
フロントカメラ | 8MP | 5MP |
サイズ | 250x158x7.1 | 245x155x6.9 |
重量 | 445g | 440g |
カラー | グラファイトグレー ムーンライトシルバー ミントグリーン | ナイトグレー |
バッテリー容量 | 8000mAh | 7100mAh |
充電 | 18W | 18W リバース充電対応 |
Bluetooth | 5.3 | 5.1 |
マイクロSD | 対応 | 対応 |
生体認証 | 顔認証 | 顔認証 |
通信 | WiFiのみ | WiFiのみ |
スペックは非常に近く、一長一短といった感じ。
となると、重要なのはチップセットの性能、ということになります。
Redmi Pad vs Oppo Pad Airのベンチマーク性能比較
Redmi PadはMediatekのHelio G99を搭載、Oppo Pad AirはクアルコムのSnapdragon 680を搭載しており、これらのチップセットのベンチマーク性能を比較すると:
Redmi Padに搭載のHelio G99のAnutuベンチマーク総合スコアはOppo Pad Airに搭載のSnapdragon 680よりも4割ほど高くなっています。
また、GPUのスコアの差は特に大きく、これだけのスコア差があるとグラフィック処理性能ではかなり大きな体感性能の違いがでそうです。
また、Geekbenchや3D Markでも性能差は明白。
チップセット以外のスペックはよく似た2機種ですが、実際の性能という点では大きな違いがあるようです。
Redmi PadとOppo Pad Airの価格比較
国内リリース済みのOppo Pad Airの価格は37,800円。
一方のRedmi Padはまだ未発表なので価格は不明です。
ただ、海外で両モデルを取り扱うEUでの価格を比べると:
Redmi Pad (4GB+128GB):299.90ユーロ
Oppo Pad Air (4GB+128GB):349.99ユーロ
Redmi Padの方がかなり安く販売されています。
少なくともベンチマーク上では大幅に上回る性能のRedmi PadがOppo Pad Airよりも大幅に安価で販売されていることになり、おそらくこれは国内でも同様になると思われます。
(最悪でも同程度の価格だと思います)
だとすると、今年の廉価版タブレット市場ではこのRedmi Padの一人勝ち、という事になる可能性が高そうですね。
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