これは凄い!? Xperia Streamの使用・不使用でXperia 1 IVのストレス・テスト結果が大違い

先日ソニーが国内向けSIMフリー版と同時に発表・発売したXperia 1 IV専用ゲーミングギア「Xperia Stream」。

冷却ファン付きのケースで、端末温度を抑えることでゲームプレイ時などの発熱による性能低下を防ぐガジェットとして期待されています。

さて、そんな「Xperia Stream」を装着したXperia 1 IVが非装着の場合と比べてどの程度性能が違うのか、という、興味深い検証が見つかりました。

Weibo上の有名リーカー、Zackbucks氏が投稿していたもの:

Xperia Stream装着時・非装着時でCPU性能が全然違う!

Xperia Stream非装着時↓

Xperia Stream装着時↓

ご覧のように、Xperia Stream非装着時はテスト開始直後からCPU性能が大きく低下し、その後もテスト終了時までCPUの稼働率は65%を上下する感じ。

一方でXperia Stream装着時はCPU性能の低下がかなりなだらかで、75%前後を最後まで維持しています。

つまり、このゲーミングギア装着・非装着で少なくともCPUの性能に2割弱の性能差が出る、といえると思います。

また、CPUコアの稼働率でも興味深い違いが見られます。

Xperia Stream非装着時↓

Xperia Stream装着時↓

このテストは45分間端末に負荷(ストレス)をかけ続けるAntutuのストレステストとのこと。

興味深いのはピンク色のプライマリコアで、ギア非装着時はテスト開始後8分くらいからクロックスピードが2000MHzあたりに張り付いてしまっているのに対し、装着時は2500MHz前後を最後まで維持しています。

端末の温度上昇にも大きな違い!

そしてバッテリー温度にもかなり顕著な違いが。

Xperia Stream非装着時↓

Xperia Stream装着時↓

Xperia Stream非装着だと電池温度が40度台前半まで上昇していますが、装着している際は30度台を維持しているのが分かります。

発売当初より他のSD8Gen1搭載機と比べて発熱対策が不十分と言われていたXperia 1 IV。
そのためか、同モデルのベンチマークスコアも他のSD8Gen1搭載機よりも低めであるとが判明しています。

が、Xperia 1 IVも今回のように適切な排熱・放熱を行えば十分SD8Gen1の本領を発揮できることが判明。

次期モデル「Xperia 1 V」ではこういった冷却ファンなしでも十分な性能が出せるような発熱対策をしてくれることを期待しましょう。

ソース:Weibo

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