ソニーモバイルの2022年Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IV。
そして先日、日本でもSIMフリー版Xperia 1 IVと同時発表・リリースされた冷却ファン付きのゲーミング用ケース、「Xperia Stream」。
先日、このXperia Streamの装着時・非装着時でXperia 1 IVにストレス・テストを行ったところ、CPUのクロックスピードの安定性に大きな違いが観測された、という件についてお伝えしました。
そして今回、前回の検証を行っていた有名リーカー、Zackbucks氏が今度はこのXperia Stream装着時と非装着時のAntutuにおけるベンチマーク測定の結果比較を掲載していました。
比較テストはギア装着・非装着時でそれぞれ10分間隔くらいで3回ずつ計測。
Xperia Stream装着時↓
2回目以降の計測結果は少しスコアが落ちていますが、それでも落差はかなり小さめ。
Xperia Stream非装着時↓
1回目の計測ではギア装着時とそれほど大きな差はありませんが、2回目以降の計測でベンチマークスコアが大きく低下。ギア装着時との差も2割近くに達しています。
また、端末温度も大きく異なりギア装着時の温度は35℃以下で安定しているのに対し、非装着時は40度前後となっています。
おそらく、この温度差5℃がスロットリングのかかり方に差を生み、結果的にベンチマークスコアにもそれが反映されているものと思われます。
もともとXperia 1 IVのAntutuベンチマークスコアは他のSD8Gen1と比較しても低めなので、今回のゲーミングギア装着時のスコアが特別高い、というわけではありません。
むしろ、Antutuベンチマークスコアを見る限りでは、このXperia 1 IVはケース装着時に”ようやく”他のSD8Gen1並みの性能を発揮、というレベルです。
言い換えれば、Xperia 1 IVを他のSD8Gen1搭載機と同様の性能で使うにはこのXperia Streamが必須?とも言えます。
ただ、単体で2万以上する「ケース」でさらに嵩張るものを追加購入、というのはやはり一般ユーザーとしては躊躇してしまうところです。
ソース:Weibo
コメント
「一般ユーザー」が
「一派にゅーざー」になってますよ〜