サムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S22シリーズ。そしてGoogleの最新シリーズ、Pixel 6シリーズ。
Androidスマホを代表すると言っても過言ではないこれら2シリーズと最新iPhone、iPhone 13シリーズの中古市場における価格比較をした興味深い情報がみつかりました。
以下は海外の中古スマートフォン取扱業者、sellcellが同サイトのデータベース情報を基に、iPhone 13シリーズ、Galaxy S22シリーズ、Pixel 6シリーズの前モデル・前ストレージオプションの価格および新品価格からの減価償却率を一覧にしたもの。
そして以下は各シリーズの「新品同様」コンディションでの価値下落率の平均値をグラフにしたもの。
ご覧にように、iPhone 13シリーズの場合、新品同様のコンディションであれば2か月で価値は16.4%しか下がっていないのに、Galaxy S22シリーズは46.8%も下がっています。
つまり、両者の間には最大で3倍近い価格下落率の差がある、ということになり、S22シリーズは大体2か月で価値が半減する、とも言えます。
一方、機種別にみると下落率が一番高いのはGalaxy S22+で、こちらは発売2か月の良品で、なんと57.5%も価値が下がっています。
シリーズ内の異なるモデル、ストレージオプションなどによってばらつきはありますが、平均するとGalaxy S22シリーズの中古市場での価値はiPhone 13シリーズと比べると約3倍の速さで下がる、といって良いと思います。
また、Pixel 6シリーズについてもGalaxy S22シリーズほどではないものの、それでもやはりiPhone 13と比べると2倍程度の中古価値下落スピードといった感じです。
以前、国内でのXperiaとiPhoneで、新品価格-中古価格=実質価格の比較をしたことがあり、やはりXperiaの買取価格が大幅に低いため、実質価格はiPhoneの方がかなり安い、という結果がでました。
発売からの経過時間や機種にみよりますが、大まかに言って中古Androidスマートフォンの減価償却率はiPhoneの2~3倍、と覚えておくのが良さそうです。
ソース:sellcell
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