昨日、2021年度の決算発表をしたソニーグループ。
全体としては営業利益が前年度比25.9%増の1兆2023億円となり、ともに過去最高。
グループとしては絶好調といった感じです。
そんな2021年度決算ですが、その中に同社のモバイル部門、つまりXperiaスマートフォンの売上に関する少し明るいニュースが隠れていることが判明しました。
以下はソニーが公式サイト上で公開している2021年度決算の決算短信資料からのもの。
ご覧のように、モバイル・コミュニケーション部門の売上高が前年度比で72億円、約2%アップしています。
利益については公開されていないので不明ですが、以下は2020年度の決算からのもの。
2020年度のモバイル分の売上は前年比マイナス。
そして以下は2019年度:
2018年度↓
ソニーのスマホ事業は黒字化を達成したと言われていますが、それはどちらかというとスマホ事業全体の縮小や開発費といったコストダウンなどによるところが大きいと言われており、少なくともスマホの売上台数としてはその後も減少していました。
ざっと過去の決算を見たところ、少なくともソニーのモバイル事業の売上高は2016年以降、減少しており、増加に転じたのは少なくとも6年ぶり、ということに。
また、今回モバイル部門の売上高がプラスに転じた、ということはXperiaスマートフォンの販売台数もプラスに転じた、という可能性も十分にありそう。
円安要因もあるとは思いますが、ネット上の情報を拾っている限り、海外では昨年のXperia 1 IIIなどは過去モデルと比べてかなり好調だったとも聞きます。
本日午後4時に新型Xperia、Xperia 1 IVとXperia 10 IVの発表を控えているソニー。
今回の決算がXperiaスマートフォン復活のサイン、となるのでしょうか。
ソース:ソニー
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