Xperia 1 IIIのCPUスロットリング、ファン冷却有無でこんなに違う!HSパワーコントロールはあまり効果なし

ソニーモバイルの2021年フラッグシップ、Xperia 1 III。

同モデルは全体的に発熱が多いと言われているSnapdragon 888を搭載しており、Xperia 1 IIIに限らず、SD888搭載モデルは発熱による性能低下やバッテリー異常消費といった報告も少なくありません。

そんな中、Reddit上にこのXperia 1 IIIの発熱およびそれによる性能低下、具体的にはCPUスロットリングに関する興味深い検証結果が投稿されていました。

以下はXperia 1 IIIでCPU Throttling Testというアプリを使い、CPUのスロットリングを計測したもの。

いずれもXperiaの独自機能、「HSパワーコントロール」をオンにした状態ですが、左は端末にファンで風を当てながら計測、右はファンを使わなかった際のものとのこと。

ご覧のように、「ファンあり」ではほとんどスロットリングがされておらず、フルパフォーマンスの94%。
一方、「ファンなし」では60%となっており、秒あたりの命令数、つまりプロセッサ速度を表すGIPSの平均値でも3割近い差が出ています。

よく冷蔵庫内でベンチマークスコアを計測すると、スコアが格段にアップする、というのは見かけます。(内部結露が故障の原因になるとも言われているので決しておすすめはしません!

しかし、今回の検証では、少なくともXperiaでは、端末に風を当てるか当てないか、という違いだけで端末のパフォーマンスにかなり大きな違いが出る、ということに。

H.Sパワーコントロールは意味なし?

なお、以下はファンなし状態でH.Sパワーコントロールもオフにした状態で計測したもの。

HSパワーコントロールはXperia 1 IIから「ゲームエンハンサー」内に搭載された機能の一つですが、ゲームアプリだけでなく、対応アプリであれば使用される電力をバッテリーを介さず充電アダプタから直接給電。
これにより、充電による熱発生を抑制しする、というもので、これにより結果的にバッテリーの劣化も防ぐと言われています。

ただ、ファンなし+HSパワーコントロールオンの状態とほとんど結果に変わりはないので、HSパワーコントロールによるバッテリー発熱の抑制がCPUスロットリングに影響を与えている可能性はなさそうです。

いずれにせよ、先のファンありとファンなしでこれだけスロットリングが違うと、特に高負荷のかかるゲームプレイ時などは体感でもかなり大きな違いを感じるのではないでしょうか。

Xperiaに限ったことではありませんが、そう考えると端末の発熱抑制性能、あるいは廃熱性能というのが端末全体のパフォーマンスに与える影響はかなり大きいといえそうです。

ソース:Reddit

注記:この記事は当初、私がソース情報の内容を誤って解釈していたため、公開時から内容修正・変更しています。

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