GTA 6、PS5やXbox向けにパフォーマンスモードを計画か 過去の開発データに40~60fps動作の手掛かり

Rockstar Gamesが開発中の「GTA 6」について、過去の開発ビルドにグラフィック重視のモードとパフォーマンス重視のモードが存在していた可能性が浮上しました。これが事実であれば、PS5やXbox Series X|Sでも30fpsを超えるフレームレートを目指していたことになります。ただし、発売時に40~60fpsで動作するかどうかは不明です。

過去の開発データに2種類の描画モード

海外メディアNotebookcheckによると、X上のユーザーであるFrizky氏が、以前から話題になっていた2つの流出情報を分析しました。

1つ目は、2026年に808mafia氏が公開したとされるXbox向けのグラフィックデバッグ情報です。画像の文字は不鮮明ですが、描画モードとしてFidelity Mode(画質重視モード)が記載され、解像度は1440p~2160pと読み取れるとしています。

もう1つは、2023年に流出したとされる開発映像です。この映像はRockstar Gamesの開発責任者であるAaron Garbut氏の息子が提供したとの説もありますが、親族から流出したという経緯は確認されていません。Frizky氏は、この映像に関連する情報から、初期の開発ビルドにはパフォーマンスモードも用意されていた可能性があると指摘しています。

ただし、いずれも過去の開発段階に関する情報であり、製品版に同じ設定が残っていることを裏付けるものではありません。

製品版で40~60fpsを実現できるのか

GTA 6は、発売時には30fpsを目標とする可能性が以前から指摘されています。Rockstar Gamesの開発幹部による発言も、現行世代の家庭用ゲーム機では30fpsを想定しているとの見方につながっています。

Notebookcheckが紹介したDigital Foundryの分析では、PS5で撮影されたとされるトレーラー映像について、ネイティブ1440pで描画したうえで4Kにアップスケールしている可能性が指摘されています。ただし、映像から推定された描画設定やフレームレートが、そのまま製品版の仕様を示すわけではありません。

GTA 6では、Vice Cityの高密度な市街地や多数のNPC、レイトレーシングを利用したライティングなど、処理負荷の大きい要素が盛り込まれるとみられています。こうした要素を維持しながらフレームレートを引き上げるには、GPU性能だけでなく、CPU側の処理やゲーム全体の最適化も重要になります。

そのため、過去のビルドにパフォーマンスモードが存在していたとしても、製品版で40~60fpsを実現できるとは限りません。

PS5 Proなら高フレームレートに期待できる?

現行機のなかでは、より高性能なGPUとPSSRによるアップスケーリングに対応するPS5 Proが、有力な選択肢になると考えられます。描画負荷を抑えながら画質を維持できれば、標準のPS5より高いフレームレートを実現できる可能性があります。

一方で、PS5 Proの主な強みはGPU性能の向上です。NPCの挙動などCPU負荷の大きい処理がボトルネックになる場合、GPUの強化だけで大幅な改善を実現できるとは限りません。

また、発売時点でどの機種にどの描画モードが用意されるのかも、現時点では明らかになっていません。PC版の登場時期についても確定情報はなく、家庭用ゲーム機での動作状況が注目されています。

Notebookcheckは、メディア向けのレビューコードが出回っているとの情報にも触れていますが、Rockstar Gamesは流出対策としてレビュー版に透かしを入れていると報じられています。実際の動作映像や検証結果が公開されるまでは、40~60fps対応については未確認の情報として扱う必要があります。

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