
Appleの新CEOであるジョン・ターナス氏が、iPhone Duoの発表後に行ったインタビューで、Androidの折りたたみスマートフォンについてかなり率直な評価を示しました。ターナス氏は現在のAndroid折りたたみ端末について、ディスプレイの質感などを「安っぽい」と表現し、Appleが発売まで7年待った理由についても説明しています。
「安っぽい」と感じるAndroid折りたたみ
Tom’s Guideのインタビューで、なぜAppleが他社に先駆けて折りたたみスマートフォンを投入しなかったのかと質問されたターナス氏は、Appleにとって重要なのは市場投入の早さではなく、品質や耐久性、デザインなどで自社の基準を満たせるかどうかだと説明しました。

さらにAndroidの折りたたみスマートフォンについて聞かれると、ターナス氏は現在市場にある製品の一部について、プラスチック素材を使った表面が「安っぽく感じる」と指摘しています。
また、ディスプレイについても波打ったように見えたり、しわのような凹凸があったりすると批判。iPhone Duoではナノテクスチャによってこうした問題を解消し、平らで触り心地が良く、耐久性にも優れたディスプレイを実現したとしています。
Appleとしては、折りたたみスマートフォンをいち早く投入することよりも、時間をかけて完成度を高めることを優先したというわけです。
ソフトウェアもAndroidとは異なる方向へ
Appleのマーケティング責任者であるグレッグ・ジョズウィアック氏も、Androidの折りたたみ端末向けソフトウェアについて、特に刺激的なものではなかったという趣旨の発言をしています。
Appleが重視したのは、iPhone Duoを単に画面を大きくしたiPhoneにしないことです。これは初代iPadの開発時と同じ考え方で、大型ディスプレイに合わせてアプリそのものを最適化することを目指しています。
そのためAppleは、iPhone Duoの発売に向けてアプリ開発者とも協力しています。NetflixやSlackなど、すでに対応を進めているアプリも登場しています。
iPhone Duoは来月から予約受付が始まり、価格は1,999ドルからとなります。Appleが折りたたみ市場への参入を急がず、ハードウェアとソフトウェアの両面で完成度を高める道を選んだことが、実際の製品でどのように評価されるのか注目されます。


