PS6が最後に?マーク・サーニーが引退を示唆、次世代PlayStationへの影響に注目

PlayStationの歴代ハードを手がけてきたシステムアーキテクトのマーク・サーニー氏が、自身のキャリアについて「終わりが近づいている」と語りました。サーニー氏は現在62歳で、今後数年以内の発売が見込まれているPS6にも深く関わるとみられていますが、今回の発言から、PS6が同氏にとって最後のPlayStationコンソールになる可能性が浮上しています。

サーニー氏はGame Fileのインタビューで、自身の引退について触れつつも、まだ仕事を終えたわけではないとも話しています。そのため、PS6の発表時に再び登壇し、詳細な技術解説を披露する可能性は残されています。

PS4やPS5を手がけたPlayStationの技術責任者

サーニー氏は、PS Vita、PS4、PS5のシステムアーキテクトを務めてきた人物です。特に新世代PlayStationが発表される際には、ハードウェアの設計思想や技術について非常に詳しい解説を行うことで知られています。

ソニーとの関係はこれらのハードが登場する以前から続いており、ゲーム開発にも長く携わってきました。過去には「クラッシュ・バンディクー」や「スパイロ・ザ・ドラゴン」、「Resistance: Fall of Man」、「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」などの開発に関わっており、近年では「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」にも携わっています。

そのため、PS6についてもサーニー氏が主要な設計者として関わるとみられています。

PS7では別のアーキテクトに引き継ぐ可能性

PS6は今後数年以内の登場が見込まれていますが、サーニー氏の年齢を考えると、PS6が最後に手がけるPlayStationコンソールとなる可能性があります。

仮にPS7がPS5からPS6までと同程度の世代交代サイクルで登場するとすれば、PS6のさらに7~8年後になる可能性があります。その頃にはサーニー氏がPlayStationの新世代ハード開発から退いていても不思議ではありません。

もっとも、今回の発言はPS6を最後にすると明言したものではありません。サーニー氏自身も「まだ終わっていない」という趣旨の発言をしているため、PS6の開発や発表に引き続き関わる可能性は十分にあります。

新たなゲーム開発支援プロジェクトも始動

今回の発言は、サーニー氏がジェフ・キーリー氏と共同で立ち上げた「Nova Games Foundation」に関するGame Fileのインタビューで明らかになったものです。

同財団は若手ゲーム開発者を支援する慈善プログラムで、米国の一部大学を対象に20人の若手開発者へ10万ドルの助成金と業界関係者によるメンタリングを提供します。開発状況が良好なプロジェクトについては、最大50万ドルまで資金を受けられる仕組みも用意されています。

開発者自身がゲームの権利を保持できるほか、財団がプロジェクトのプロモーションやパブリッシャーとの橋渡しも支援するとのことです。

PS6の開発に加えて若手ゲーム開発者の支援にも取り組む現在のサーニー氏ですが、次世代PlayStationのさらに先まで同氏が携わるのかどうかは、今後の大きな注目点になりそうです。

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