
GoogleがPixel向けにAndroid 17 QPR2 Beta 5の配信を開始しました。前回のベータ版から約3週間で登場した今回のアップデートでは、日常的な利用に影響する不具合の修正を中心に、クイック設定や設定画面の細かな変更も行われています。
メディア閲覧中の再起動やカメラの問題を修正
今回のBeta 5では、特に安定性に関する修正が目立ちます。
Googleのリリースノートによると、メディアの多いアプリでコンテンツをスクロールしている際、端末が予期せず再起動する問題が修正されました。
また、電源ボタンからGoogle Walletを起動するショートカットを利用した際、タッチ操作を受け付けなくなる不具合も解消されています。パノラマ撮影の画像処理中にカメラアプリがクラッシュする問題も修正対象となりました。
このほか、通話終了後にBluetoothオーディオが正常に再生されない問題や、Private Space内でのナビゲーションに関する問題、メディアをキャストしている際にシステムの音量スライダーが表示されないといった表示関連の不具合も修正されています。
クイック設定や設定画面にも変更
不具合修正だけでなく、ユーザーインターフェースにも細かな調整が加えられています。
Android Authorityの報告によると、Beta 5ではクイック設定におけるメディアプレーヤーや明るさスライダーの最近の配置変更が一部見直されています。
また、Pixel 11シリーズで先行して確認されていた設定画面の変更も、旧モデルへ広がっています。設定アプリのバッテリー項目は「Battery & charging」という名称に変更され、スクリーンセーバー関連の設定も旧モデルを含めて整理されています。
Pixel 6aからPixel 11まで対象
今回のBeta 5は、Pixel 6a以降の対応機種に提供されています。ただし、ハードウェアによってビルドが分けられています。
Pixel 6a、Pixel 7シリーズ、Pixel Fold、Pixel Tabletなどの旧世代モデル向けには「CP41.260828.005.A6」が用意されています。
一方、Pixel 8、Pixel 9、Pixel 10、Pixel 11シリーズなどの新しいモデルには「CP41.260828.004.A8」が提供されています。
Android 17正式版に向けた安定性向上
Android 17 QPR2 Beta 5は、Android 17の次期アップデートをテストするユーザー向けのビルドです。今回の更新では新機能を大量に追加するというより、これまでのベータ版で見つかった問題を修正し、システム全体の安定性を高めることに重点が置かれています。
Android Beta Programに登録しているPixelユーザーは、端末の設定からOTAアップデートとしてBeta 5をインストールできます。Googleの開発者向けページで公開されているシステムイメージを利用して手動で導入することも可能です。
ベータ版であるため、Googleは新たな問題を発見した場合、Android Beta Feedbackアプリなどから報告するようユーザーに案内しています。

