
米連邦通信委員会(FCC)の認証データベースから、Google製とみられる新たなデバイスが見つかりました。9to5Googleが確認した情報によると、型番「G8BL6」のワイヤレスデバイスは画面を搭載している可能性があり、Wear OSを採用したフィットネストラッカーではないかと推測されています。
Pixel Watchとは異なる新しいフォームファクターか
今回のデバイスはFCC上では「Wireless Device」として登録されており、製造元はGoertekとなっています。Goertekはこれまで複数世代のPixel Budsの製造にも関わってきた企業です。

型番の「G8BL6」は、Googleが自社ハードウェアで使用してきた型番のパターンと一致しています。
さらに注目されるのが、電子ラベル(e-label)へのアクセス方法です。認証情報には画面を搭載していることを示す情報があり、電子ラベルは「設定」→「システム」→「規制情報」から確認する形式になっています。

この操作方法はPixel Watchの電子ラベルと同じであることから、Wear OSを搭載している可能性が浮上しています。
ADBの利用もWear OS搭載を示唆
FCCでの試験にはAndroid Debug Bridge(ADB)も利用されたとみられます。
また、通信機能としてBluetooth LEとGNSSに対応しており、位置情報を取得するためのGPS機能を備えている可能性があります。Bluetooth LEでは「Metal frame Antenna」と記載されたアンテナが使われています。
一方で、Wi-Fiへの対応は確認されていません。
Wear OSを搭載したスマートウォッチであればWi-Fiを備えるケースも多いため、今回のデバイスが本当にWear OS端末だとすれば、バッテリー消費を抑えることなどを重視した新しいタイプの製品になる可能性があります。
Fitbit Chargeシリーズの後継か
今回のFCC認証は、Googleが別のフィットネストラッカーを開発している可能性が浮上しているタイミングとも重なります。
2026年8月には、Pixel 11の広告に正体不明のGoogle製トラッカーが登場していることが確認されました。そのデバイスは縦長のピル型ディスプレイとPixel Watchに似たバンドを備えており、画面にはフィットネス関連のWear OSコンプリケーションとみられる表示も確認されています。

Google傘下のFitbitでは、2026年にFitbit Airが登場しています。今回のデバイスが実際にWear OS搭載フィットネストラッカーとして登場するのであれば、現在のFitbit Chargeシリーズに近い製品として位置付けられる可能性もあります。
Fitbit Chargeシリーズは人気のフィットネストラッカーですが、現行モデルは2023年に発売されたCharge 6です。今回のデバイスがその後継となるのか、それともPixel Watchとは別の新カテゴリーとして登場するのかは、まだ分かっていません。
現時点ではFCC認証から判明した情報が中心で、製品名や発売時期、具体的な仕様は明らかになっていません。ただ、GoogleがWear OSをスマートウォッチだけでなく、より小型のウェアラブルへ展開しようとしているのであれば、今後のPixel・Fitbit関連製品のラインアップにも影響する動きになりそうです。


