Pixelシリーズ最大の通信問題は速度ではなくバッテリー消費?調査で判明

Pixelシリーズではこれまで、電波の弱さやモバイル通信速度など、通信関連の問題がたびたび指摘されてきました。しかし、Android Authorityが実施した読者調査では、最も多くのユーザーが問題として挙げたのは通信品質そのものではなく、バッテリー消費でした。

同メディアが3,118人を対象に実施したアンケートでは、21.5%がPixelで通信関連の問題を経験していないと回答しています。一方、残る約8割のユーザーは何らかの問題を経験しており、その内容には大きな偏りが見られました。

最も多かったのは「バッテリー消費」

過去に経験したPixelの通信関連の問題として最も多かったのは「バッテリー消費」で、回答者の約38%が選択しました。

次いで「電波が弱い」が31.1%、「モバイルデータ通信が遅い」が9.5%となっています。つまり、通信速度の遅さよりも、通信機能を利用している際のバッテリー消費を問題視するユーザーのほうが圧倒的に多かったことになります。

もっとも、この調査では使用しているPixelの機種までは確認しておらず、選択肢も3項目に限定されています。そのため、特定のPixelモデルに問題が集中しているとは判断できません。また、Pixelシリーズ全体で通信機能が最大の弱点だと結論づけることもできない点には注意が必要です。

Pixel 11ではMediaTek製モデムに変更

Pixelシリーズでは、過去にも通信関連の問題が報告されてきました。Pixel 6では電波のつながりやすさが問題となったほか、Pixel 10でもWi-FiやBluetoothに関する不具合が指摘されています。

こうした背景もあり、GoogleはPixel 11シリーズでモデムをMediaTek製へ変更しました。Android Authorityの実機テストでは、Pixel 10シリーズと比較して、屋内での電波受信や5Gのダウンロード速度が改善しており、バッテリー消費もわずかながら低減したとされています。

一方で、アップロード速度や屋外での受信性能についてはPixel 10シリーズのSamsung製モデムを下回る結果も出ています。通信性能は利用する場所や通信環境によって変わるため、すべてのユーザーが同じ結果になるとは限りません。

それでも、Pixel 11シリーズでGoogleがモデムを変更したことは、これまで指摘されてきた通信関連の弱点を改善する動きといえそうです。今回の調査結果を見る限り、今後のPixelシリーズでは通信速度だけでなく、通信時のバッテリー消費をどこまで抑えられるかも重要なポイントになりそうです。

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