
先日配信が開始されたPlayStation 5の最新システムソフトウェアアップデート(バージョン:26.06-14.00.00)において、国内外のユーザーからいくつかの不具合や、混乱を招きやすい仕様変更が報告されています。本記事では、現在オンラインコミュニティやSNSなどで確認されている主なトラブルや注意点についてまとめました。
深刻な症状:抜け出せない「アップデートループ」
現在報告されている中で最も深刻な不具合が、アップデートの無限ループです。本体の電源を切ろうとすると「再起動してアップデートをインストールする」というメッセージが表示され、指示に従ってインストールを完了させても、再び同じ再起動とインストールのループに陥ってしまい、通常の状態に戻れなくなるという報告が一部のユーザーから挙がっています。
PS StoreやUIのパフォーマンス低下
今回の公式パッチノートには「システムの動作の安定性改善」が含まれています。しかし皮肉なことに、アップデート適用直後から、PlayStation Storeや新しいゲームの製品ページを開いた際に、動作が著しく不安定になったり、パフォーマンスが低下したりする現象に遭遇したという声が複数のユーザーから寄せられています。
誤解しやすい新仕様:「Bluetoothオフ」設定による制限
今回のアップデートでは、eスポーツ大会の会場などでの有線コントローラーの接続管理を想定した「Bluetoothをオフにする」機能が追加されました。しかし、この機能を有効にするとHDMI機器リンク(Device Link)が機能しなくなり、PS5本体がレストモードに移行できなくなります。これは想定された仕様ですが、一般用途で誤ってオンにしてしまうと「レストモードに入れない不具合」として混乱を招く原因となるため、設定には注意が必要です。
継続する不満:Discord通話の録音は今回も見送りに
コントロールセンターからDiscordボイスチャット中の発言者を直接確認できる便利な新機能が追加されました。しかし、ユーザーの間で長らく待望されている「Discord通話中の音声をゲームのビデオクリップに録音する」機能は今回も実装されていません。コミュニティ内では、この要望がまたも見送られたことに対するフラストレーションの声が多数見受けられます。
過去最高クラスの強固なセキュリティ対策
解析コミュニティの報告によると、今回のファームウェアは非常に強力な脆弱性(exploit)対策が施されたビルドとなっているようです。これ自体は不具合ではありませんが、非正規のアクセスに対しては「過去最高クラスの強固なファームウェア」として警戒されており、システム内部での大幅なセキュリティ強化が行われたことがうかがえます。
コンソールの大型アップデート直後は、特定の環境下で予期せぬバグが発生しやすい傾向があります。アップデートを適用される方は、上記のような症状が報告されている点に留意し、不具合に遭遇した場合は公式のサポート情報なども併せて確認することをおすすめします。


