Android、パスワード管理アプリを数秒で乗り換え可能に パスキーも移行対応

GoogleはAndroidに、パスワード管理アプリを簡単に乗り換えられる新機能を導入しました。OSレベルで認証情報の移行を処理する仕組みで、従来は難しかったパスワードだけでなくパスキーも対応。現在はGoogle Password Manager、1Password、Bitwarden、Dashlaneが対応しています。

CSVを使わずパスキーまでまとめて移行

これまでパスワード管理アプリを変更する場合、保存した認証情報を暗号化されていないCSVファイルとして書き出し、新しいサービスへ読み込ませる方法が一般的でした。

さらにパスキーについてはアプリ間で移行できず、サービスごとに新しいパスキーを作り直す必要がありました。

今回の機能では、こうした作業をAndroidがOSレベルで仲介します。新しいパスワード管理アプリを開き、別のサービスからパスワードやパスキーをインポートする項目を選択すると、Androidが端末内で利用可能なパスワード管理アプリを自動的に検出します。

その後、移行元のサービスを選択して内容を確認し、許可するだけで認証情報を移行できます。複雑なファイル操作を必要とせず、短時間で移行できるのが大きな特徴です。

対応サービスは4種類、今後さらに拡大

現在この機能に対応しているのは、Google Password Manager、1Password、Bitwarden Password Manager、Dashlaneの4サービスです。

Googleは今後さらに対応パートナーを増やすとしており、対応サービスが広がれば、Androidユーザーが自分に合ったパスワード管理アプリへ乗り換える際の負担はさらに小さくなりそうです。

特にパスキーは従来、サービス変更時に作り直す必要があったため、今回の対応によってパスワード管理環境を見直しやすくなります。

Googleによると、移行処理はAndroidが仲介して安全に実行する仕組みです。利用する際は、対応するパスワード管理アプリを最新の状態にしておくことが推奨されます。

パスワードだけでなくパスキーまでまとめて移行できるようになったことで、Androidにおけるパスワード管理アプリの乗り換えは、これまでより大幅に手軽になりそうです。

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