Androidスマホのバッテリー持ちが大幅改善? Chromeの「ページをプリロードする」をオフ

Androidスマートフォンのバッテリーが思ったより早く減ってしまう場合、OS側の設定だけでなく、普段使っているアプリの設定も確認したほうがよさそうです。Android Policeが紹介した事例では、Chromeの「ページをプリロードする」をオフにしたところ、バッテリー消費の改善につながったとしています。

Chromeがページを先回りして読み込む機能

Chromeには「ページをプリロードする」という設定があり、初期状態では有効になっています。これはユーザーが次に開きそうなリンクやウェブページをChromeが予測し、実際にタップする前から読み込みを始める機能です。

ページを先に読み込んでおくことで、リンクをタップした際に素早くページを表示できるのがメリットです。

一方で、プリロードのためにDNSへの問い合わせや通信が発生するほか、バックグラウンドでChromeの処理が動作します。Wi-Fiやモバイル通信も必要に応じて利用されるため、結果としてバッテリーやデータ通信量の消費につながる可能性があります。

特に大量のタブを開いたままChromeを使い続けている場合は、こうした処理が積み重なることになります。

「ページをプリロードする」をオフにする方法

設定を変更するには、Chromeを開いて右上の3点メニューから「設定」を選択します。その後、「プライバシーとセキュリティ」→「ページをプリロードする」と進み、「プリロードなし」を選択します。

Chromeのバージョンによっては、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「パフォーマンス」→「詳細設定」→「ページをプリロードする」という経路になっている場合もあります。

これを無効にすると、プリロードによる先読みが行われなくなるため、リンクを開いた際の表示速度がわずかに低下する可能性があります。

最大2時間ほどバッテリーが伸びるとの報告も

Android Policeの記事では、この設定をオフにすることで、端末によっては1日あたり約1.5~2時間分のバッテリー駆動時間を確保できる可能性があるとしています。ただし、これは記事で紹介された個人の使用結果をもとにしたもので、すべてのスマートフォンで同じ効果が得られるわけではありません。

Chromeをほとんど使わない人や、頻繁にアプリを終了させる人では、違いを実感しにくいでしょう。一方、Chromeをメインブラウザとして使い、大量のタブを開いたまま長時間ウェブサイトを閲覧するユーザーなら、試してみる価値はありそうです。

まずは「ページをプリロードする」をオフにした状態で48時間ほど使い、バッテリー持ちに変化があるか確認してみるのもよいでしょう。ページの表示速度を優先したい場合は、いつでも設定を元に戻せます。

Chromeのバッテリー消費が気になっているのであれば、大掛かりな設定変更をする前に、このような小さな設定から見直してみるのも一つの方法です。

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