PS5に大型アップデート14.0、PSSR 2.0を標準で有効化へ

ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、PlayStation 5向けの次期大型システムソフトウェアアップデートとなるバージョン14.0の準備を進めているようです。現在はベータ版の検証が行われており、例年よりやや遅れたスケジュールとなっていますが、正式版は9月末までに全ユーザーへ提供される見通しです。

PSSR 2.0が標準で有効になる可能性

今回のアップデートで特に注目されるのが、PSSR 2.0の設定変更です。

PSSRは、PS5のゲーム映像を高品質にアップスケールするための機械学習ベースの技術で、これまでは対応する設定をユーザー自身がシステムメニューから有効にする必要がありました。

アップデート14.0では、このPSSR 2.0の強化されたニューラルネットワークによるアップスケーリング機能が、基本的なレンダリング設定の段階から自動的に有効になるとされています。

これにより、PSSR 2.0を基本的な形で組み込んでいるゲームでは、開発者側が個別のパッチを用意しなくても、映像の乱れやジオメトリのちらつきといった表示上の問題が改善される可能性があります。

Bluetooth無効時はスリープモードなどに制限

一方、ワイヤレス接続の管理方法にも変更が加えられるようです。

Bluetoothモジュールを完全に無効化している状態では、PS5をアイドル状態、いわゆるスリープモードへ移行できないようソフトウェア上の制限が設けられるとされています。また、この状態ではHDMI Linkの通信も機能しなくなるとのことです。

Bluetoothを完全に無効化する機能は、特に多数の無線機器が集まるeスポーツ大会などで、コントローラーの信号干渉を防ぐ目的で利用されることを想定したものとされています。

内部サービスの最適化や安定性向上も実施

アップデート14.0では、目立った新機能だけでなく、PS5の内部サービスに対する基本的な最適化やプラットフォーム全体の安定性向上も進められているようです。さらに、グラフィック関連の処理についても、予定されていたパフォーマンス調整が行われています。

今回確認されているのはベータ版の内容であるため、最終的な正式版では仕様が変更される可能性があります。ただ、PSSR 2.0の標準有効化が実現すれば、対応ゲームでは画質面の改善をより意識せず利用できるようになることが期待されます。

正式版は9月末までの提供が見込まれており、PS5のシステムソフトウェアとしては比較的大きなアップデートになりそうです。

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