PS5の約2倍に迫るCPU性能、Valve新型Steam Machineが発売間近か

Valveの新型据え置きゲーム機と噂される「Steam Machine」に関する新たなベンチマークスコアが発見されました。特に注目を集めているのは、その性能が現行のPlayStation 5を大きく上回る可能性がある点です。正式発表前にもかかわらず、すでに実機テストが進められているとの見方も強まっており、PCゲーム市場に新たな競争相手が現れるかもしれません。

Steam Machineのベンチマークが流出、テスターへの配布も近い?

海外メディアによると、Geekbench 6のデータベース上にSteam Machineとみられるデバイスのベンチマーク結果が2件登録されていたことが確認されました。

Valveは以前、Steam Machineおよび携帯型ゲーム機「Steam Frame」に向けた認証プログラムの拡充を発表しており、発売時期については「2026年夏」と案内しています。具体的な日程は明らかにされていないものの、一部コミュニティでは6月29日前後の発表・発売が有力視されています。

その時期が迫っていることを考えると、すでにテスト機が社内外の関係者に配布されていても不思議ではありません。今回のベンチマーク流出は、Steam Machineが最終調整段階に入っていることを示す材料のひとつとして受け止められています。

PS5を大きく上回るシングルコア性能

今回の情報で最も興味深いのは、やはり性能面でしょう。

Geekbench 6のスコアによれば、Steam Machineのシングルコア性能はPS5の約2倍に迫る水準に達しているとされています。

PS5は2020年の発売から現在に至るまで、多くのAAAタイトルを安定したフレームレートと高いグラフィック品質で動作させてきました。そのPS5をシングルコア性能で大きく上回るのであれば、Steam Machineにも相当な処理能力が期待できます。

一方で、マルチコア性能についての詳細な比較は現時点では限定的です。実際のゲームではGPU性能やメモリ帯域、ストレージ速度、冷却性能なども大きく影響するため、ベンチマークだけでPS5を全面的に凌駕すると断言することはできません。

それでも、CPU性能だけを見れば、Valveの新型ハードが現行世代機を明確に上回るポテンシャルを備えていることは確かと言えそうです。

単なる高性能Steam Deckでは終わらない可能性

ValveはすでにSteam Deckで携帯型PCゲーム機市場を切り開いています。しかし、今回のSteam Machineは据え置き型という位置づけになるとみられており、より本格的なPCゲーミング体験を家庭用ゲーム機の形で提供することが期待されています。

もしPS5を超えるCPU性能を備えながら、Steamライブラリにそのままアクセスできるのであれば、PCゲームユーザーにとって魅力的な選択肢になるでしょう。

もちろん、そのぶん価格も気になるところです。高性能なPCパーツを採用している場合、決して安価な製品にはならない可能性があります。

今回明らかになったのはあくまでベンチマーク上の数値であり、実際のゲーム体験がどうなるかはまだ未知数です。しかし、少なくとも「少し高性能になったSteam Deck」に留まらない存在であることは間違いなさそうです。

PS5が長らく据え置きゲーム機市場の基準となってきた中、ValveのSteam Machineが本当にそれを超える実力を持つのか。正式発表が近いとされるだけに、今後の続報にも注目が集まりそうです

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