PlayStation 2のエミュレーションにも対応 Ayaneoの新型携帯ゲーム機が1万円台で登場

Ayaneoは、Game Boy Advanceを思わせるデザインを採用した新型Android携帯ゲーム機「Konkr Pocket Advance」を正式発表しました。MediaTek製SoCを搭載する小型モデルながら、メーカーによればPS2ゲームのエミュレーションにも対応するとしており、低価格帯の携帯ゲーム機としてはなかなか興味深い存在です。現在は予約受付が始まっており、早期予約者には20ドルの割引も用意されています。

Helio G90T搭載でPS2エミュレーションに対応

Konkr Pocket Advanceの最大の注目点は、コンパクトなボディと低価格を維持しながら、PS2エミュレーションに対応していることです。

搭載されるSoCはMediaTekの「Helio G90T」です。このチップは、同じくAyaneoの「Pocket Air Mini」にも採用されているため、両モデルの処理性能は近いものになると考えられます。

AyaneoはKonkr Pocket Advanceについて、PS2ゲームまでエミュレーションできる性能を備えていると説明しています。もちろん、PS2タイトルをどこまで快適に動作させられるかはゲームごとに異なると考えられますが、100ドル前後の端末でPS2エミュレーションを想定している点は大きな特徴です。

ディスプレイには3.5インチの液晶パネルを採用し、解像度は960×640ドット、アスペクト比は3:2です。4倍のピクセルスケーリングにも対応しています。

3GB+32GBと4GB+64GBの2モデル

メモリとストレージの構成は、以下の2種類が用意されます。

  • 3GB RAM+32GBストレージ
  • 4GB RAM+64GBストレージ

いずれのモデルにもmicroSDカードスロットを搭載しており、内蔵ストレージが不足した場合には容量を追加できます。

バッテリー容量は4,000mAhで、通信機能はWi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応します。このほか、ジャイロセンサー、ステレオスピーカー、ヘッドホンジャックを搭載しています。

冷却面では冷却ファンとアクティブ冷却システムを備えるほか、ローターモーターも搭載します。PS2エミュレーションなど負荷の高い処理を行う際には、冷却性能も重要になりそうです。

OSはAndroid 12をベースに、Ayaneo独自のソフトウェアを組み合わせています。

カラーは3色、予約価格は89ドルから

本体カラーは当初、NavyとCoralの2色が明らかにされていましたが、今回の発表では新たにGreyも追加され、3色展開となることが判明しました。

現在、Ayaneo公式サイトでは予約を受け付けています。予約期間中は20ドルの割引が適用され、価格は以下のようになります。

  • 3GB+32GBモデル:89ドル
  • 4GB+64GBモデル:109ドル

予約期間終了後の通常価格は、3GB+32GBモデルが109ドル、4GB+64GBモデルが129ドルとなる予定です。数量限定での販売となっており、出荷は8月末から開始される予定です。

日本円に単純換算すると、予約価格はおよそ1万3,000円台から1万6,000円前後となります。

PS2エミュレーションを低価格で楽しめる端末に

アクセサリーとして専用キャリングケースが13.90ドル、強化ガラス製スクリーンプロテクターが8.90ドルで用意されます。さらに、環境に配慮した紙製スタンドやクリーニングクロスも用意される予定ですが、こちらの価格は明らかになっていません。

Konkr Pocket Advanceは、最新の高性能SoCを搭載したハイエンド携帯ゲーム機ではありません。しかし、89ドルという価格からPS2エミュレーションまで視野に入れていることは大きな魅力です。

特に4GB+64GBモデルでも予約価格は109ドルに抑えられており、microSDカードによるストレージ拡張にも対応します。PS2ゲームを含むレトロゲームのエミュレーションを手軽に楽しめる低価格なAndroid携帯ゲーム機として、注目を集めそうです。

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