
ソニーが次世代ゲーム機として開発を進めているとみられるPlayStation 6(PS6)では、PlayStation 5やPlayStation 4のパッケージ版ゲームとの互換性をどのように維持するのかが大きな課題になりそうです。仮にPS6本体やソフトのデジタル化がさらに進んだとしても、既存のディスク版ゲームを引き続き利用できるようにするには、光学ドライブを何らかの形で用意する必要があるとの見方が出ています。
ディスクをデジタルライセンスに置き換えるのは難しい?
背景には、ソニーとMicrosoftのディスク管理方式の違いがあるとされています。
Microsoftはディスクに固有のデジタル識別情報を利用し、パッケージ版ゲームをデジタルライセンスとして扱える仕組みを採用しています。一方、PlayStation向けのディスクには同様の固有識別情報が存在しないため、購入済みのゲームをディスクなしで利用できるデジタルライセンスへ直接置き換えるのは技術的に難しいとされています。
そのため、PS4やPS5のディスク版ゲームをPS6でも利用できるようにするのであれば、結局のところゲームディスクそのものを認証に使う必要があります。
PS6向けに外付け光学ドライブを用意する可能性
そこで有力な選択肢として考えられるのが、USB接続の外付け光学ドライブです。
PS6本体がデジタル版を中心とした構成になったとしても、別売りのディスクドライブを接続できるようにすれば、PS4やPS5のゲームディスクを読み込んでプレイできるようになります。
この方式であれば、ディスク版ゲームを大量に所有しているユーザーも、次世代機への移行にあたってコレクションを手放す必要がありません。ソニー側にとっても、これまでPlayStationで築いてきたゲームライブラリーを維持したままPS6へ移行できる環境を提供できるメリットがあります。
ディスクユーザーのPS6移行を後押しする存在に
次世代機への移行時に過去のパッケージ版ゲームが利用できなくなれば、PS5ユーザーにとってPS6への買い替えをためらう大きな要因になりかねません。特に、PS4やPS5のゲームをディスクで多数購入しているユーザーほど影響は大きくなります。
一方、外付けドライブという選択肢が用意されれば、PS6本体をデジタル中心の設計にしながら、従来の物理メディアにも対応できます。本体とディスクドライブを分離することで、ディスクを必要としないユーザーはドライブを購入せずに済むという柔軟性もあります。
現時点でソニーがPS6向け外付けディスクドライブを正式発表したわけではなく、実際の仕様やPS4・PS5タイトルとの互換方式も明らかになっていません。ただ、既存の物理メディアを継続利用できる環境を維持するのであれば、外付け光学ドライブは現実的な解決策の一つになりそうです。
PS6ではデジタル化がさらに進むと予想される一方、過去のゲーム資産をどう扱うのかも重要なポイントになります。ソニーがPS4・PS5世代のディスクユーザーをどのように次世代機へ移行させるのか、今後の動向が注目されます。

