
本日、シャープが最新フラッグシップスマートフォン「AQUOS R11」を正式発表しました。ライカ監修のトリプルカメラや新機能「アカリウム」を搭載するなど、従来モデルから大きく進化した意欲作となっています。
その一方で、大きな話題となっているのが価格です。
前モデルのAQUOS R10では、SIMフリーモデルの価格が10万円台前半に設定されていましたが、AQUOS R11ではメーカー直販のSIMフリーモデルが163,900円(税込)に。実に5万円以上の値上げとなり、価格は1.5倍以上へと跳ね上がりました。
そんな中、AQUOS R11と同じチップセットを搭載しながら、価格は3分の1以下というモデルがAmazonでセール対象になっていることが判明しました。
POCO F7が4万円台で購入可能に
Amazonでは現在、Xiaomiの「POCO F7」の12GB/256GBモデルが15%オフの46,980円で販売されています。

POCO F7はAQUOS R11と同じ「Snapdragon 8s Gen 4」を搭載しており、CPUやGPUの基本性能はほぼ同等と考えてよいモデルです。
AQUOS R11のSIMフリー版が163,900円であることを考えると、POCO F7は同一チップセットを採用しながら価格は3分の1以下という計算になります。
さらに、AQUOS R11と同じ12GBメモリ・512GBストレージ構成のPOCO F7もセール対象となっており、こちらは64,200円で購入可能です。それでもAQUOS R11の半額以下という価格設定になっています。
同じチップでも体験は大きく異なる
もちろん、両モデルは単純に価格だけで比較できるものではありません。
AQUOS R11はライカ監修のカメラシステムやIGZO OLEDディスプレイ、おサイフケータイ、防水・防塵性能、MIL規格準拠の耐久性など、日本市場向けならではの機能を多数搭載しています。
また、シャープはAIを活用した撮影機能や「アカリウム」といった独自機能も用意しており、単なる高性能スマートフォンではなく、使い勝手や体験価値を重視した製品に仕上がっています。
一方のPOCO F7は、コストパフォーマンスを最優先にしたモデルです。処理性能は高いものの、おサイフケータイには非対応で、日本向け機能の充実度ではAQUOS R11に及びません。
さらに、POCO F7はすでに発売から時間が経過したモデルであるため、今後のソフトウェアアップデート期間という点でも、最新モデルのAQUOS R11との間には差が生じる可能性があります。
10万円超の価格差をどう見るか
AQUOS R11が「高すぎる」のか、それともPOCO F7が「安すぎる」のか。その評価は人によって大きく分かれるでしょう。
ただ、両者の価格差は約10万円以上あります。
おサイフケータイや長期サポート、日本向け機能の充実度に価値を見出すのであればAQUOS R11は魅力的な選択肢です。一方で、とにかく高い処理性能をできるだけ安く手に入れたいのであれば、Snapdragon 8s Gen 4搭載のPOCO F7は依然として驚異的なコストパフォーマンスを誇る1台と言えます。
AQUOS R11の発表によって、その価格設定に注目が集まる今だからこそ、「同じチップセットでどこまで価格差を許容できるのか」を改めて考えさせられるセールと言えそうです。

