スマホの電池交換は自分でやりたい? 調査で約9割が「YES」

スマートフォンのバッテリー交換は、現在ではメーカーや修理店に依頼するのが一般的です。しかし実際のユーザーは、もっと手軽に自分で交換できる仕組みを望んでいるのかもしれません。

海外メディアPhoneArenaが実施したアンケート調査で、「特別な工具が不要なら自分でバッテリー交換を行う」と回答したユーザーが約89%に達したことが分かりました。

圧倒的多数が「自分で交換したい」

PhoneArenaの調査では、約3,500人が投票。

質問は「スマホのバッテリー交換を自分で行いたいか、それとも専門業者に任せたいか」という内容で、結果は以下のようになっています。

  • 特別な工具が不要なら自分で交換する:88.58%
  • そこまで長くスマホを使わない:6.3%
  • 修理店に任せるか買い替える:5.12%

注目すべきなのは、「交換式バッテリー搭載スマホが欲しい」という質問ではなく、「自分で交換するかどうか」という質問である点です。

つまり、多くのユーザーは少なくとも「バッテリー交換をもっと簡単にしてほしい」と考えていることがうかがえます。

長期利用が当たり前になったことも影響か

近年のスマートフォンは性能向上が頭打ちになりつつあり、買い替えサイクルも長期化しています。

さらにGoogleやSamsungをはじめ、多くのメーカーが5~7年規模のOSアップデートを提供するようになったことで、ハードウェア自体は十分使えるのにバッテリー劣化だけが問題になるケースも増えています。

実際、スマートフォンのバッテリーは数年使用すると容量が80%前後まで低下することが珍しくありません。そのため、端末を長く使いたいユーザーほどバッテリー交換の重要性が高まっています。

EUでは修理しやすさを重視する流れも

欧州連合(EU)では2027年から、一部の電子機器に対してユーザー自身がバッテリー交換しやすい設計を求める新たな規制が導入されます。

ただし、防水性能など一定条件を満たすスマートフォンは例外となるため、iPhoneやGalaxyなどの主要モデルが直ちに交換式へ回帰する可能性は高くありません。

それでも今回のPhoneArenaの調査結果を見る限り、多くのユーザーは「バッテリー交換そのもの」よりも、「交換をもっと簡単にしてほしい」と考えているようです。完全な着脱式バッテリーの復活までは望まなくても、ユーザー自身が手軽に交換できる設計へのニーズは、想像以上に大きいのかもしれません。

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