
カプコンが9月発売予定の「鬼武者 Way of the Sword」の体験版を配信開始しました。発売前の注目作ということもあり、さっそく各プラットフォームで性能検証が行われています。
その結果、PS5 Pro向けの強化内容にはやや物足りなさが残る一方、PC版では非常に良好なパフォーマンスを実現しており、近年一部タイトルで指摘されていたRE Engineの最適化問題に改善の兆しが見えてきました。
PS5 Pro版は期待ほどの進化ではない?
海外メディアによる比較検証では、PS5とPS5 Proの両機種で品質優先モードとパフォーマンスモードの挙動が確認されています。
画質面では両機種の差は小さく、一見しただけでは違いを見分けるのが難しいレベルとのことです。
一方でフレームレートには差があり、PS5 Proでは品質優先モードでも50fps前後を維持。さらにレイトレーシング有効時でも40fps後半で動作すると報告されています。
ただし、PS5 Pro専用の大きなグラフィック強化や劇的な性能向上は見られず、現時点では「Pro向け最適化は控えめ」という評価が目立っています。もっとも、製品版までにさらなる調整が行われる可能性は十分ありそうです。
PC版は驚くほど軽快な動作
今回特に注目されているのはPC版のパフォーマンスです。
ハイエンドGPUであるGeForce RTX 5080を用いた検証では、ネイティブ4K解像度でも70fps前後を記録。さらにDLSS品質モードとレイトレーシングを有効にした状態でも80fps前後で動作しているとのことです。
フレーム生成機能を利用すれば、さらに高いフレームレートも期待できます。
近年のAAAタイトルでは4K環境でここまで安定したパフォーマンスを実現するケースは珍しく、最適化の完成度の高さがうかがえます。
RE Engineへの不安を払拭する存在に
カプコンのRE Engineはこれまで高い描画品質で評価される一方、「ドラゴンズドグマ2」や「モンスターハンターワイルズ」ではCPU負荷やパフォーマンス面の問題が指摘されていました。
しかし今回の鬼武者 Way of the Swordに加え、「PRAGMATA」や「バイオハザード レクイエム」でも安定した動作が確認されており、少なくともストーリー主体のタイトルにおいてはRE Engineの最適化が大きく改善されている可能性があります。
体験版そのものについても評価は上々で、昨年公開されたバージョンから完成度が大きく向上しているとの声が聞かれます。発売まであと数か月ありますが、シリーズ復活作として期待がさらに高まりそうです。


