
GoogleのPixelシリーズで報告が続いているバッテリー消費の問題について、依然として完全な解決には至っていないようです。一方で、原因の一端を突き止めた可能性があるユーザーの報告が注目を集めています。
3月アップデート以降に不具合が発生
今回の問題は、3月に配信されたソフトウェアアップデート以降に多く報告されるようになりました。すべての端末に影響が出ているわけではないものの、複数のモデルで同様の症状が確認されています。
ユーザーの声としては、「これまで1日持っていたバッテリーが夕方には切れるようになった」といった実用面での影響が目立ちます。従来なら夜まで余裕があった使用時間が大幅に短縮されているケースもあり、不満の声が広がっています。
フォーラムやSNSでも同様の報告が多数
この問題については、公式サポートフォーラムやSNSでも多数の報告が確認されています。内容はいずれも似通っており、アップデート後にバッテリーの減りが急激に早くなったという点で一致しています。
特定のアプリではなく、システム全体で消費電力が増えているように見える点も共通しています。
CPUの省電力モードが機能しない可能性
こうした中、あるユーザーが原因の可能性として指摘しているのが、CPUの省電力制御に関する不具合です。
通常、スマートフォンは待機中に処理を抑えることで消費電力を抑制しますが、今回のケースでは「Deep Doze」と呼ばれる省電力状態に入れず、バックグラウンドで処理が継続してしまう現象が起きている可能性があるといいます。
報告によると、ソフトウェアがループ状態に陥り、短い間隔で処理を繰り返してしまうことで、結果的に電力消費が増大しているとのことです。
現時点で有効な対策は限定的
残念ながら、現時点ではユーザー側で根本的に解決する手段は見つかっていません。問題を報告したユーザーは、公式の不具合トラッカーに情報を登録しており、今後の対応に期待が寄せられています。
一時的な対策としては、モバイルバッテリーの併用や設定の見直しなどが挙げられますが、決定的な解決には至っていないのが実情です。
修正アップデート待ちの状況に
今回の問題は、原因の特定が進んできたことで、今後の修正対応が期待される段階に入ったともいえます。
アップデートによる改善が行われるまで、ユーザーはしばらく不便を強いられる可能性がありますが、状況が明確になりつつある点は前進といえそうです。


