Xiaomi 17Tは本当に高コスパ? 旧世代フラッグシップのXiaomi 15と価格/性能面で逆転現象

Xiaomiが新たに発表した準ハイエンドスマートフォン「Xiaomi 17T」が、価格面でユーザーの間に波紋を広げています。

同モデルは最新の「Dimensity 8500-Ultra」を搭載した高性能モデルとして登場しましたが、日本での価格は89,980円。これまで“高コスパ”路線で人気を集めてきたTシリーズとしては、かなり強気な価格設定となっています。

そんな中、現在の国内市場では、より高性能なフラッグシップモデル「Xiaomi 15」の方が安く購入できるという逆転現象が起きています。

Xiaomi 15がセールで8万円台前半に

現在、AmazonではXiaomi 15が大幅値引きの対象となっており、Snapdragon 8 Elite搭載モデルが約32%オフの83,429円で販売されています。

価格だけを見ると、新型のXiaomi 17Tより5,000円以上安い計算になります。

本来であれば、Tシリーズは価格を抑えつつ高性能を実現する立ち位置の製品ですが、今回は旧世代のフラッグシップ機と価格競争になってしまっている状況です。

ベンチマークではXiaomi 15が大幅優勢

性能面でも両機種には明確な差があります。

Geekbench 6のCPUスコアでは、Xiaomi 17Tがシングルコア約1700点、マルチコア約6500点前後であるのに対し、Xiaomi 15はシングルコア約2800点、マルチコア約9000点前後を記録しています。

単純比較では、Snapdragon 8 Eliteを搭載するXiaomi 15の方が、CPU性能でおよそ1.5倍近く高い計算になります。

もちろん、実使用ではベンチマークスコアだけで端末の価値が決まるわけではありません。カメラ性能や本体サイズ、発熱、バッテリー持ち、ソフトウェアサポート期間など、総合的な使い勝手も重要です。

Tシリーズらしさに疑問の声も

ただ、これまでのTシリーズは「価格以上の性能」が最大の魅力でした。そのため、今回のXiaomi 17Tについては、「性能の割に高い」という印象を持つユーザーも少なくないようです。

特に、セール価格とはいえフラッグシップのXiaomi 15がより安価に購入できる現状では、17Tの立ち位置がやや難しくなっているのは確かでしょう。

今後、値下がりやキャリア施策が進めば評価が変わる可能性もありますが、現時点では「コスパ重視ならXiaomi 15の方が魅力的」という見方が強まりそうです。

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