Apple Musicで不具合報告相次ぐ 検索不能や古いアルバム再追加の謎現象も

Appleの音楽配信サービス「Apple Music」で、複数の不具合報告が相次いでいます。

ユーザーからは「楽曲検索が正常に機能しない」「数年前のアルバムが突然“最近追加した項目”に表示される」といった声が上がっており、iPhoneだけでなくAndroid、Mac、Windows、Web版など幅広い環境で発生している模様です。

現時点でAppleは公式声明を出していませんが、RedditやX、サポートフォーラムでは多数の報告が確認されています。

楽曲検索が機能しない不具合

特に影響が大きいのが検索機能の不具合です。

通常であれば、アーティスト名や楽曲名を入力すると公式カタログから候補が表示されますが、現在は検索結果に一般ユーザーのプロフィールやプレイリストばかり表示されるケースが発生しているとのことです。

たとえば人気アーティストを検索しても、関連性の低いユーザー作成プレイリストしか表示されず、肝心の楽曲やアルバムにたどり着けない状況になっているようです。

この問題はiPhone、Android、Mac、Windowsなど複数プラットフォームで報告されており、一部ユーザーの間では「Apple Musicがまともに使えない」といった不満も広がっています。

サーバー側の問題の可能性も

一方で、すべての環境で問題が発生しているわけではないようです。

一部では正常動作しているケースも確認されており、地域やアカウント、サーバー構成など特定条件下で発生している可能性が指摘されています。

ユーザーコミュニティでは、いくつかの暫定対処法も共有されています。

一時的な回避策も報告

現時点で公式修正は提供されていませんが、以下の方法で改善したという報告があります。

・高速なWi-Fiへ切り替える
・VPN経由で米国サーバーに接続する
・Windows/Mac版でiTunes Store検索を利用する
・サードパーティ製Apple Musicクライアントを利用する

特にVPN経由で地域変更すると正常検索へ戻るケースもあるようで、一部では地域別サーバー側の問題を疑う声も出ています。

2021年のアルバムが突然「最近追加」に

もう一つ厄介なのが、古いアルバムが勝手に再追加される不具合です。

ユーザーのライブラリ内で、数年前に追加したアルバムや楽曲が突然「Recently Added」の最上部へ移動し、新着扱いになる現象が報告されています。

特に2021年前後に追加した楽曲で発生例が多いようです。

さらに、「アルバムが更新されました」「新しい楽曲が追加されました」といった通知が大量に届くケースもあり、端末が通知で埋め尽くされるユーザーも出ている模様です。

ライブラリ管理への影響も深刻

Apple Musicでは、追加日順でライブラリ管理しているユーザーも少なくありません。

そのため、過去楽曲が最新扱いになる今回の不具合は、スマートプレイリストや時系列管理を大きく崩してしまう問題となっています。

現状、ライブラリ順序を完全に元へ戻す方法は確認されておらず、場合によっては楽曲を削除・再追加するしかない可能性もあるようです。

通知停止や再起動で改善例も

一部ユーザーからは、以下の方法で症状が改善したとの報告もあります。

・Apple Musicの通知をオフにする
・端末ストレージを整理する
・端末を完全再起動する

特にストレージ不足が絡んでいるケースでは、空き容量確保後に正常化したという例もあるようです。

ただし、根本的な解決策ではない可能性も高く、正式な修正アップデートが待たれる状況となっています。

今回の不具合は、音楽検索やライブラリ管理といったApple Musicの根幹機能に関わる問題だけに、今後Appleがどのような対応を行うのか注目されそうです。

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