
Googleは2026年1月のセキュリティパッチを含むAndroid 16 QPR2のアップデートを、Pixelシリーズ向けに順次配信開始しました。今回のアップデートはPixel 7aから最新のPixel 10シリーズまで幅広い機種が対象となっており、特にPixel 10シリーズでは表示やグラフィックス関連の改善が目立っています。
Pixel 10シリーズでGPU性能と表示周りを強化
Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro Foldでは、特定の条件下でのGPUパフォーマンスが全体的に改善されています。ゲームや高負荷な描画処理を行う場面で、より安定した動作が期待できそうです。
また、HDR写真をAdobe Lightroomで編集する際に、画面上にノイズのような線が点滅する不具合も修正されました。あわせて、常時表示ディスプレイ(AOD)がちらつく問題も解消されています。
タッチ操作の不具合も修正
Pixel 10シリーズでは、特定の条件下でタッチスクリーンが突然反応しなくなる不具合も修正対象となっています。日常的な操作に影響する問題だけに、今回の対応はユーザーにとって安心材料と言えるでしょう。
Pixel 8以降ではバッテリー消費の改善
Pixel 8、Pixel 8 Pro、Pixel 8a以降のモデルでは、特定の状況でバッテリー消費が異常に早くなる問題が修正されました。最近のPixelシリーズを使っていて電池の減りが気になっていたユーザーにとっては、体感できる改善になる可能性があります。
音声通話やUI周りの細かな不具合にも対応
このほか、Webex通話中に呼び出し音にノイズが混じる問題や、ライブ壁紙「Live Universe」を削除した際に「壁紙とスタイル」アプリが再起動するまで使えなくなる不具合など、細かな不具合修正も含まれています。
セキュリティ修正は1件のみ
2026年1月分のAndroidセキュリティパッチでは、修正された脆弱性は1件のみとされています。大規模なセキュリティ対応というよりは、安定性や使い勝手の改善を重視した内容と言えそうです。
今回のアップデートは地域やモデルによってビルド番号が異なりますが、日本向けにはPixel 9aおよびPixel 10シリーズに専用ビルドが用意されています。すでに配信が始まっているため、対象機種を利用している場合は、設定画面からアップデートの有無を確認してみるとよいでしょう。

