サムスンの折り目なし折りたたみディスプレイ、耐久性に課題の可能性

サムスンが開発を進めている「折り目の目立たない折りたたみスマートフォン」が、耐久性の面で新たな課題を抱えている可能性が浮上しました。CES 2026の会場で披露された試作機は、従来モデルと比べて画面中央の折り目が大幅に軽減されており、多くの来場者の注目を集めました。

折り目軽減の鍵は柔らかい支持層

リーカーのIce Universe氏によると、サムスンは折りたたみOLEDパネルの下にある支持層の構造を変更しているとのことです。従来は硬い支持パネルが使われていましたが、新方式ではより柔らかい素材が採用され、内部には微細な穴が設けられているとされています。これにより、折りたたみ時に発生する圧力を吸収しやすくなります。

圧力分散で折り目を目立たなく

一般的な折りたたみスマートフォンでは、画面が折れ曲がる際に動きの余地が少なく、ヒンジ付近に圧力が集中します。この圧力が長期間かかることで、画面中央に明確な折り目が生じます。新構造では、微細な穴によってディスプレイ素材がわずかに内側へ逃げることができ、圧力が分散されるため、開いた際によりフラットな状態に戻りやすくなる仕組みです。

耐久性低下の懸念も

これまでのGalaxy Z Foldシリーズでは、強度を重視した硬い支持層が採用されてきました。その反面、柔軟性に乏しく、使い続けるうちに折り目が目立ちやすいという課題がありました。新方式はこの弱点を改善する狙いがありますが、支持層が柔らかくなることで耐久性が低下する可能性も指摘されています。

現時点でサムスンはこの新技術を公式に認めておらず、実際に製品化される時期も不明です。価格を抑えたまま実用化できれば、折りたたみスマートフォンの完成度を大きく高める技術となりそうですが、耐久性とのバランスが今後の焦点になりそうです。

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