
Motorolaは近年、スマートフォンのソフトウェアアップデート方針を段階的に強化しており、一部機種では最大5年、さらには7回のAndroid OSアップデートを約束する動きも見られます。ただし、現時点では依然として「メジャーOSアップデート3回まで」にとどまる端末も多く、最新モデルや高価格帯機種が含まれている点は気になるところです。
Androidのメジャーアップデート3回に対応するMotorola端末
現在、Motorolaが公式に「3世代のAndroid OSアップデート」を提供するとしている主な機種は以下の通りです。あわせて、最終的に到達するとされるAndroidバージョンも整理しています。
- Motorola Razr 2023(Razr 40):Android 16まで
- Motorola Razr+ 2023(Razr 40 Ultra):Android 16まで
- Motorola Razr 2024(Razr 50):Android 17まで
- Motorola Razr+ 2024(Razr 50 Ultra):Android 17まで
- Motorola Razr 2025(Razr 60):Android 18まで
- Motorola Razr+ 2025:Android 18まで
- Motorola Razr Ultra 2025(Razr 60 Ultra):Android 18まで
- Motorola Edge 70:Android 19まで
- Motorola Edge 60:Android 18まで
- Motorola Edge 60 Pro:Android 18まで
- Motorola Edge 60 Fusion:Android 18まで
- Motorola Edge 50 Pro:Android 17まで
- Motorola Edge 50 Ultra:Android 17まで
- Motorola Edge 50 Fusion:Android 17まで
- Motorola Edge 40 Pro:Android 16まで
- Motorola Edge 30 Ultra:Android 15まで
- Motorola ThinkPhone:Android 16まで
最新Edgeや高級Razrも3回止まりという現実
この一覧を見ると、比較的新しいEdge 60やEdge 70シリーズ、さらにはプレミアム路線のRazrフォルダブルモデルまでが、メジャーアップデート3回にとどまっている点が目立ちます。他社ではミドルレンジ機でも5〜6年のOSアップデートを提供する例が増えているだけに、やや見劣りすると感じるユーザーも多いかもしれません。
特にRazrシリーズは高価格帯モデルであることから、より長期のソフトウェアサポートを期待する声も少なくなさそうです。
一部モデルでは更新保証の拡充も進行中
一方で、Motorolaがアップデート方針の改善に取り組んでいるのも事実です。2025年に登場したEdge 50 Neoでは、5回のAndroid OSアップデートが約束され、その後Moto G75やThinkPhone 25、Edge 60 Neoにも同様の方針が広がりました。
さらに今年は、Motorola Signatureシリーズにおいて最大7回のAndroid OSアップデートを提供すると発表し、GoogleやSamsungと肩を並べる姿勢を打ち出しています。
配信スピード改善にも一定の成果
アップデート回数だけでなく、配信スピードの面でも改善が進んでいます。Android 16については、対象機種への展開が従来よりもスムーズに進んでいるとされ、ユーザー体験の向上につながりつつあります。
今後、より多くのMotorola端末が長期アップデート保証の対象に加わるかどうかが注目点となりそうです。購入時にはスペックだけでなく、ソフトウェアサポートの期間にも目を向ける必要がありそうです。

