2025年下半期の中古Android市場、GalaxyとXperiaが存在感 ハイエンド機が流通額を牽引

中古スマホの買取・販売で有名なムスビーからの情報として、2025年下半期における中古スマートフォンおよびタブレット市場の動向が明らかになりました。今回公開された流通額ランキングを見ると、スマートフォン全体では依然としてiPhoneシリーズが大きなシェアを占める一方、AndroidスマートフォンではGalaxyとXperiaが上位を固める結果となっています。

シリーズ別ではAndroid勢トップにGalaxy、Xperiaが続く

スマートフォンのシリーズ別流通額シェアでは、iPhoneシリーズが64.8%と圧倒的な存在感を示していますが、残りの約35%のAndroid勢に目を向けるとGalaxyシリーズが14.2%で2位、Xperiaシリーズが7.4%で3位にランクイン。この2シリーズだけでAndroid全体の大部分を占めており、中古市場における安定した人気がうかがえます。

続く4位にはGoogle Pixelシリーズ(5.5%)、5位にはAQUOSシリーズ(3.4%)が入り、国内メーカーやGoogle端末も一定の流通規模を維持しています。

Androidモデル別ランキングはGalaxyが上位を独占

Androidスマートフォンのモデル別流通額ランキングでは、Galaxyの強さがより鮮明です。
1位は2025年モデルのGalaxy S25 Ultraで、流通額シェアは3.6%。続く2位には同じく2025年モデルのGalaxy Z Fold7が入り、最新世代の高価格帯モデルが中古市場でも活発に取引されていることが分かります。

3位にはGalaxy S23、5位にはGalaxy S23 Ultra、6位にはGalaxy S25、8位にはGalaxy S24 Ultraと、トップ10の半数以上をGalaxyシリーズが占める結果となりました。フラッグシップモデルだけでなく、世代を重ねた端末も安定して流通している点が特徴です。

Xperiaも健闘、価格下落が流通を後押し

Xperiaシリーズでは、4位にXperia 5 IV、9位にXperia 1 VIがランクインしています。いずれも平均取引価格は発売当初から大きく下がっており、性能と価格のバランスが取れた中古端末として選ばれている状況がうかがえます。

特にXperia 5 IVは、流通額シェア3.1%とGalaxyの主力モデルに迫る水準となっており、コンパクト志向の根強い需要が反映された結果といえそうです。

最新PixelやエントリーGalaxyもランク入り

このほか、2025年モデルのGoogle Pixel 9aが7位に入ったほか、Galaxy A25 5Gといった低価格帯モデルもトップ10に名を連ねています。ハイエンドからエントリーまで、幅広い価格帯のAndroid端末が中古市場で取引されている点も注目されます。

全体として見ると、Android市場ではGalaxyが数量・金額の両面で主役となりつつ、Xperiaがそれに続く構図が定着しつつある印象です。今後、最新モデルの投入や価格動向次第で、この勢力図がどのように変化するのか注目されます。

ソース

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