
RedMagicが、価格を抑えた新型ゲーミングスマートフォン「RedMagic 11 Air」を間もなく発表することを明らかにしました。これに先立ち、主要な仕様情報もリークされており、同社のフラッグシップ路線とは異なる位置付けのモデルとして注目を集めています。
上位モデルとは異なる選択肢として投入
RedMagicは最近、個性的なデザインと液冷機構を採用した11 Proシリーズを投入しました。Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載する本格的なゲーミングモデルとして高い性能を誇りますが、その分価格帯もハイエンド寄りとなっています。
こうした中、より手に取りやすい選択肢を求めるユーザー向けに用意されるのが、今回発表が近いとされたRedMagic 11 Airです。メーカー関係者が投入を認めたことで、正式発表が間近に迫っていることがうかがえます。
Snapdragon 8 Eliteを採用する見込み
リーク情報によると、RedMagic 11 Airには前世代のフラッグシップSoCであるSnapdragon 8 Eliteが採用される見通しです。最新世代ではないものの、現行のSnapdragon 8 Gen 5と比べても性能差は小さく、ゲーム用途でも十分な処理能力が期待できます。
また、RedMagicの特徴でもあるアクティブ冷却ファンは本モデルにも引き続き搭載される可能性が高いとされています。これにより、長時間のゲームプレイでも安定したパフォーマンスを維持できそうです。
大容量バッテリーとフルスクリーン仕様か
バッテリー容量についても、大型のセルが搭載されると伝えられています。参考までに、前モデルのRedMagic 10 Airでは6,000mAhバッテリーと80Wの急速充電に対応しており、11 Airでも同等かそれ以上のスタミナ性能が期待されます。
さらに、画面はノッチやパンチホールのないフルスクリーン仕様となり、インディスプレイ式のフロントカメラが採用される見込みです。ゲームプレイ時の没入感を重視した設計になりそうです。
まずは中国で2026年1月に発表予定
現時点で判明している情報によると、RedMagic 11 Airは2026年1月に中国で発表される予定とされています。価格や詳細な仕様、グローバル展開の有無についてはまだ明らかになっていません。
ハイエンド路線の11 Proシリーズとは異なり、性能と価格のバランスを重視したゲーミングスマートフォンとして、RedMagic 11 Airは新たな選択肢になりそうです。正式発表でどこまでの仕様が明らかになるのか、今後の続報が注目されます。

