
KDDIは、3月18日に発売予定のタフネススマートフォン「TORQUE G07」の価格を発表しました。au Online Shopでの一括価格は13万1800円です。
前世代のTORQUE G06は発売時9万8000円でした。それと比べると3万円以上、率にして3割を超える大幅な値上げとなります。タフネスモデルとしては異例ともいえる価格帯に突入しました。
条件付きで実質4万1800円も可能

TORQUE G07の一括価格は13万1800円ですが、各種割引や「スマホトクするプログラム+」を活用することで負担額は大きく変わります。
機種変更やpovo1.0からの移行では2万2000円引き。さらに25カ月目に端末を返却すれば最終回分の支払いが不要となり、実質6万3800円での購入が可能です。
他社やpovo2.0からのMNP、UQ mobileからの番号移行では、同様の割引に加えて最終回分6万8000円が免除され、最安で実質4万1800円となります。
もっとも、端末を返却せず所有し続ける場合は13万円超という価格がそのまま負担となる点は押さえておく必要があります。
Snapdragon 7 Gen 4で処理性能は大幅向上
価格上昇の背景には、内部スペックの強化もあります。G07にはSnapdragon 7 Gen 4を搭載。G06が採用していたSnapdragon 7 Gen 1から世代が進みました。
実機ベンチマークはまだ公開されていませんが、同チップ搭載機のスコアを見ると、シングルコアで約1.3倍、マルチコアで約1.4~1.5倍の性能向上が見込まれます。
アプリ起動や画面遷移のレスポンス改善に加え、ナビ、カメラ、通信を同時に使うような高負荷環境でも安定性が増す可能性があります。業務用途やアウトドア利用が多いTORQUEシリーズにとって、この底上げは実用面で大きな意味を持ちます。
シリーズ最強のタフネス性能
G07は、防水・防塵・耐衝撃に加え、新たに耐泥水性能を追加。シリーズ最多となる37項目の試験をクリアしたとされています。
背面は泥を洗い流しやすい構造を採用し、アウトドアや工事現場など過酷な環境での使用を強く意識した設計です。
さらに、TORQUEとして初めて「au Starlink Direct」による衛星通信データ通信に対応。地上回線が圏外のエリアでも、空が開けていれば通信できる点は大きな進化です。
価格上昇に見合う進化かが焦点
TORQUE G07は、前モデルの9万8000円から13万1800円へと大幅に価格が上昇しました。3割以上の値上げはインパクトがあります。
一方で、処理性能は約1.3~1.5倍向上が見込まれ、衛星通信対応や耐泥水性能の追加など、機能面の強化も明確です。
価格のハードルは確実に上がりましたが、そのぶん長期利用を前提とした完成度の高いタフネスモデルへ進化したともいえます。ユーザーにとっては、性能強化と価格上昇のバランスをどう評価するかが最大のポイントになりそうです。


