
Oppoが先月発売した「Find X9」「Find X9 Pro」に続き、シリーズ最上位となるカメラ特化フラッグシップ「Find X9 Ultra」の詳細が中国で報じられました。さらに、コンパクトな小型ハイエンドモデル「Find X9s」も登場する見込みです。
■ Find X9 Ultraは“撮影特化型”の最高峰へ
Find X9 Ultraは、Oppoが本格的にカメラ性能で攻めるモデルとして位置づけられています。噂によると、メインカメラには2億画素センサー(Sony IMX09E)、さらに3倍光学ズームのペリスコープ(Sony IMX09A)を搭載するとのこと。

このほかにも、超広角カメラに加えて、さらに遠くを狙う別のペリスコープ望遠を備えるという情報もあり、ズーム領域を幅広くカバーする構成になるようです。後者の望遠カメラは詳しい仕様は明かされていないものの、評価はかなり高いとされています。
前モデル「Find X8 Ultra」が6倍光学ズームの50MP望遠カメラを搭載していたことから、それを継承するのか、新たなセンサーに切り替えるのかも注目ポイントとなります。発売は2026年4月頃と見られています。
■ “小型好き”向けのFind X9s、驚異の7,000mAhバッテリー
一方、Find X9sはシリーズの中で小型フラッグシップの役割を担うモデルです。後継機となるFind X8s同様、手に収まりやすいサイズを維持しつつ、性能強化が期待されています。主な仕様として予想されているのは以下の通りです。
- MediaTek Dimensity 9500+搭載
- 6.3インチ小型ディスプレイ
- 超音波式画面内指紋認証
- 7,000mAhの大容量バッテリー
特に、大型化が進むスマホ市場の中で、小型ながら7,000mAhという破格のバッテリー容量は大きな差別化ポイントになりそうです。発売は2026年3月頃になると見られます。
Oppoは、サイズも用途も異なる2モデルでラインアップの幅をさらに広げる見通しです。大型でカメラ重視のFind X9 Ultra、小さくてもパワフルなFind X9sという選択肢は、ユーザーの多様なニーズに応えるものになるでしょう。続報に期待したいところです。

