
ソニーは、Xperia 1 VIの海外モデル向けに最新のソフトウェアアップデートを配信開始しました。今回公開されたのは、Android 16へのメジャーアップデート後、初となるファームウェア更新で、主に安定性や利便性に関わる不具合修正が含まれています。
スリープ復帰の遅延や通話中の音声トラブルを改善
ソニー公式サイトに掲載された情報によると、今回のアップデートでは複数の不具合が修正されています。具体的には、スリープ状態からの復帰に時間がかかる場合があった問題が改善されました。日常的に電源ボタンや画面点灯を頻繁に使うユーザーにとっては、体感差の出やすいポイントといえそうです。

また、インターネット通話やアプリ経由の通話、いわゆるVoIP通話中に、ヘッドホンが突然切断されることがあった不具合も修正対象に含まれています。通話品質を重視するXperiaシリーズにとって、この点の改善は重要なアップデート内容といえるでしょう。
Bluetooth LE Audioの音声出力問題も修正
さらに、BluetoothのLE Audioを使用した際、本来ステレオで再生されるはずの音声が、状況によってモノラル出力になってしまう問題も修正されています。ワイヤレスイヤホンの利用が一般化している現在、この改善は音楽視聴や動画再生時の満足度向上につながりそうです。
加えて、セキュリティーパッチレベルは2025年12月分に更新されており、セキュリティ面の強化も図られています。
国内版への提供時期は依然として不透明
一方、日本国内では、キャリア版・SIMフリー版ともに、現時点では12月のセキュリティーパッチを含むアップデートはまだ提供されていません。Android 16アップデート後、一部のXperia 1 VIユーザーからは通信が不安定になる、接続が途切れるといった報告も複数見られていますが、今回の海外向けアップデートでこれらの症状が改善されているかどうかは明らかになっていません。
国内版に同様の修正が反映されるのか、また配信時期がいつになるのかについては、今後のソニーからの正式な案内を待つ必要がありそうです。Android 16適用後の安定性に不安を感じているユーザーにとって、今回のアップデート内容は注目すべき動きといえるでしょう。


