POCO F8 Ultra、Snapdragon 8 Elite Gen 5と16GBメモリ搭載が確定 ― ベンチマークが初登場

Xiaomi(シャオミ)は、世界市場向けに新たな高性能スマートフォンを準備しているようです。新たに「POCO F8 Ultra」とみられるモデルがGeekbenchに登場し、同社のグローバル向けフラッグシップとして登場する可能性が高まっています。


Redmi K90 Pro Maxのグローバル版か

POCO F8 Ultraは、中国で発売された「Redmi K90 Pro Max」のグローバル版とみられています。Geekbenchのデータベースには、マザーボード名「canoe」、メインコアの最大クロック4.61GHz、ほか6コアが3.63GHzで動作していることが確認されており、最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載していることが明らかになりました。

シングルコアスコアは3,327、マルチコアスコアは9,872を記録しており、現行の最上位チップにふさわしい性能を示しています。


16GBメモリ搭載で「Pro」との差別化を図る

今回テストされたモデル(型番:25102PCBEG)は16GBのRAMを搭載。これまでのリーク情報によれば、下位モデルのPOCO F8 Proは最大12GB RAMに留まる見込みであり、この4GBの差が上位機種「Ultra」の大きな特徴となりそうです。

性能だけでなく、メモリ容量でも差別化を図ることで、Xiaomiはハイエンド志向のユーザー層に強くアピールする狙いがあるとみられます。


まだ最終チューニング段階か

今回のベンチマーク結果は、初期段階のスコアとしては十分に高いものの、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載する他の端末と比べると若干控えめです。これは、まだソフトウェア最適化が完了していない試作段階の端末である可能性が高く、正式リリース時にはさらなるパフォーマンス向上が期待されます。


Xiaomiは例年、年末から年明けにかけてPOCOブランドの新モデルをグローバル展開しています。今回のGeekbench登場は、POCO F8 Ultraの正式発表が間近に迫っていることを示しており、Snapdragon 8 Elite Gen 5と16GBメモリを備えた「手の届くハイエンド機」として注目を集めそうです。

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