
Oppoは、A6シリーズの新たなラインアップとして「Oppo A6t Pro」を発表しました。すでに6機種が展開されているA6シリーズに、さらに1モデルが加わる形となります。名称に「Pro」を冠していますが、位置づけとしてはエントリーからミドルクラス寄りの実用重視モデルです。
120Hz対応の大画面ディスプレイを採用
Oppo A6t Proは、6.75インチのLCDディスプレイを搭載し、解像度は1520×720。120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、スクロールやアニメーション表示は比較的なめらかです。輝度は通常時で最大800ニト、ピーク時には最大1125ニトとされ、屋外での視認性にも配慮されています。
カメラ構成はシンプル、日常用途向け
フロントカメラは800万画素で、セルフィーやビデオ通話向けの標準的な仕様です。背面には5000万画素のメインカメラと200万画素の補助カメラを組み合わせたデュアルカメラ構成を採用しており、日常の撮影用途を想定した内容となっています。
Snapdragon 685搭載、microSDにも対応
チップセットにはSnapdragon 685を採用しています。4G通信専用のSoCで、Cortex-A73とCortex-A53を組み合わせたオクタコア構成です。GPUはAdreno 610となります。
メモリは8GBのLPDDR4x、ストレージは128GBのUFS 2.2を搭載し、microSDカードによる拡張にも対応しています。最大2TBまで拡張できる点は、写真や動画を多く保存したいユーザーにとって魅力と言えそうです。
7000mAhの大容量バッテリーと45W急速充電

本機最大の特徴は、7000mAhという大容量バッテリーです。45Wの有線急速充電にも対応しており、バッテリー持ちを重視するユーザーには心強い仕様となっています。本体重量は約215g、厚さは約8.61mmと、大容量バッテリー搭載モデルとしては標準的なサイズ感です。
耐久性や長期利用も意識した設計
OppoはA6t Proについて、5年間の快適な動作を想定した設計としているほか、防塵・防水性能はIP69に対応しています。カラーはクリスタルホワイトとクリスタルバイオレットの2色展開です。
現時点では発売時期や価格は明らかにされていませんが、仕様から見て比較的手頃な価格帯での投入が予想されます。バッテリー重視でシンプルな性能を求める層に向けた1台として、今後の詳細発表が注目されます。

