Xiaomi 17 UltraにHyperOS 3.0.7.0配信開始、200MP撮影やApple連携など大幅進化

シャオミの最新フラッグシップモデル「Xiaomi 17 Ultra」シリーズに向けて、新たなソフトウェアアップデート「HyperOS 3.0.7.0」の配信が開始されました。発売間もないタイミングでのアップデートながら、性能改善にとどまらず、カメラ機能の強化やUI刷新、さらにはApple製品との連携強化まで盛り込まれた内容となっています。

システム性能とUIを中心に全体を底上げ

今回のアップデートでは、コンパイラ制御やメモリ管理の見直しにより、操作時のレスポンス向上と消費電力の低減が図られています。グラフィック描画の効率も改善され、システム全体で100以上のアニメーションが調整されるなど、日常操作の滑らかさがより洗練されました。

UI面では、ホーム画面のアイコンデザインや配置が見直され、ステータスバーはよりシンプルな表示に変更されています。ロック画面には中央配置の大型時計が採用され、視認性が向上しています。

AIを活用した壁紙とカスタマイズ機能

HyperOS 3.0では、AIを活用した新しいダイナミック壁紙機能も追加されました。静止画をもとに自然な動きを加えることができ、ロック画面とホーム画面のカスタマイズは統合エディターで一括管理できるようになっています。

また、「Xiaomi Super Island」は進化し、フローティングウィンドウやドラッグ操作に対応したリアルタイム通知など、マルチタスクを意識した設計へと変化しています。

細かな純正アプリの改良も多数

ギャラリーアプリでは、アルバムのピン留め表示や検索機能の強化が行われました。カレンダーには新たに星占いタブが追加され、全体のレイアウトも整理されています。
ボイスレコーダーアプリでは、録音内容の要約生成や方言認識に対応するなど、実用性が向上しています。

200MP撮影モード追加、カメラ機能が大幅進化

カメラ機能の強化は、今回のアップデートの大きな注目点です。新たに200MP撮影モードが追加され、3.2倍から4.3倍までの連続ズームに対応しました。スナップ撮影の高速化やポートレート描写の改善、AIによる撮影ガイドの精度向上も図られています。

Leicaエディションでは、象徴的なズームリング表示のオン・オフ切り替えにも対応しました。編集機能では、音声ミキサーや反射除去対応のマジック消しゴム、音楽や字幕を自動生成できるAI動画編集機能などが追加されています。

Apple製品との連携機能を強化

今回のアップデートで特に意外性があるのが、Appleエコシステムとの連携強化です。iPhoneとの通知同期や、NFCを使ったファイル共有に加え、iPadやMacとのアプリミラーリングやテザリングにも対応しました。
さらに、Appleデバイス側のTouch IDやFace IDを使ってXiaomi 17 Ultraのロック解除ができる機能も追加されています。

Xiaomi 17 Ultraは、ハードウェア性能だけでなく、ソフトウェア面でも急速に完成度を高めつつあります。発売直後からここまで大規模な機能追加が行われる点は、同社のフラッグシップ戦略を象徴する動きと言えそうです。

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