
ソニーモバイルの2025年ミドルレンジ最新モデル「Xperia 10 VII」が、Amazonのスマートフォン売り上げランキングでAndroid機種としてトップに立ったことが明らかになりました。発売時期は例年より数か月遅れたものの、堅実な進化とデザイン刷新が評価され、国内で高い注目を集めています。
12月29日時点のAmazon「スマートフォン新着売り上げランキング」では、Xperia 10 VIIが3位にランクインしました。1位と2位はいずれもiPhoneが占めていますが、Androidスマートフォンとしては最上位の位置づけとなります。
カメラやスピーカーなど順当な進化が高評価
Xperia 10 VIIは、カメラ性能やチップセット、スピーカーなどが前世代から着実に強化されています。加えて、外観デザインが一新された点も好意的に受け止められており、ミドルクラスながら完成度の高さが支持を集めているようです。

その影響もあり、国内ではSIMフリー版が慢性的に品薄となっており、購入しづらい状況が続いています。
Android端末トップは異例、過去は他機種が常連
過去数か月の同ランキングでは、「moto g66j」や「AQUOS wish5」などがAndroidスマートフォンの売り上げ上位を占めるケースが多く見られました。その中で、Xperia 10 VIIがAndroid勢のトップに立った点は、やや異例と言えそうです。
当サイトでは常時ランキングを追跡しているわけではないため断定はできませんが、同ランキングにおいてXperia 10 VIIがAndroid首位となるのは、今回が初めての可能性があります。
在庫復活が一時的な後押しになった可能性も
先日、Xperia 10 VIIのSIMフリー版がAmazonで全カラー再入荷したことをお伝えしました。一時的とはいえ在庫が復活したことで、購入が集中し、ランキング上昇につながった可能性も考えられます。
一方で、入荷時期が未定となるケースも多く、欲しくてもすぐに手に入らない状況が続いているのも事実です。購入を検討しながらも、納期の不透明さから様子見をしているユーザーが一定数存在することも想像されます。
Xperia 10 VIIは、2025年のミドルレンジ市場で主役級の存在となるポテンシャルを備えています。人気が高まる今だからこそ、安定した在庫供給が期待されるところです。
12月29日時点でのamazonのスマートフォン新着売り上げランキングにおいて、Xperia 10 VIIは3位にランクイン。1位と2位はiPhoneが占めていますが、Androidスマートフォンとしてはトップの売上ということになります。
ちなみに、過去数か月の同ランキングでは常にmoto g66jやAQUOS wish5といったモデルがAndroid売り上げトップでした。
なお、当サイトでは常にamazonの売上ランキングをチェックしているわけではないので断言はできませんが、おそらく同ランキングのAndroidスマホでこのXperia 10 VIIがランキングトップとなるのは今回が初めてです。
先日、Xpeira 10 VIIのSIMフリー版の在庫がamazonで全色復活したという件についてお伝えしましたが、一時的とは言え、在庫が復活したことも背景にあるのかもしれません。
ただ、もしそうであれば、逆にこのXperia 10 VIIが欲しくても即出荷されずに入荷時期が未定であることから購入を躊躇っているユーザーが潜在的に大勢いるということにもなります。せっかく2025年ミッドレンジの「主役」になるチャンスがあるのにこれはもったいないところ。在庫は潤沢に用意してほしいところです。

