
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5の新モデル「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」を日本国内で11月21日(金)に発売します。希望小売価格は55,000円(税込)。本体は日本語設定・日本国内アカウントでのみ利用できる、日本向けに仕様を最適化した特別モデルとなります。
■ 日本限定仕様のPS5、新たに“専用デジタル版”として登場
今回の新モデルはディスクドライブを搭載しないデジタルエディションのみで展開し、825GB SSDを標準搭載。PlayStation Storeから購入したPS5/PS4タイトルをダウンロードして楽しむ形式です。別売のディスクドライブを後から追加して、パッケージ版ソフトを遊ぶこともできます。

機能面は従来のPS5と同じく、超高速SSDによるロードの短縮、3Dオーディオ対応、DualSenseワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックやアダプティブトリガーなど、PS5世代の体験をフルで利用できます。本体デザインはマット仕上げとなり、従来モデルから外装の質感を変更しています。
なお、縦置きスタンドは別売です。
■ 予約は11月13日10時から
予約受付は11月13日(木)午前10時より、国内のPlayStation取扱店および主要ECサイトで順次スタートします。発売は11月21日(金)となり、購入から利用まで日本国内に特化したモデルとして販売されます。
■ PS5は発売5周年、話題作も続々

PS5は2020年の発売から本日で5周年を迎え、国内では4,500本以上のタイトルが展開中。今年は『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』『Ghost of Yōtei』といったビッグタイトルに加え、今後も『ドラゴンクエストVII Reimagined』『仁王3』など注目作の発売が予定されています。
今回の日本専用モデル発売で、より手頃な価格でPS5の最新体験に触れやすくなりそうです。
■ 「GO!GO!PS5!」キャンペーンも同時開催
5周年を記念した「GO!GO!PS5!」キャンペーンも12日よりスタート。PS Storeでは人気タイトルの期間限定セールや、2025年10月31日までに累計55時間以上プレイしたユーザー向けのクーポン配布など、すでにPS5を持つユーザーにもメリットがあります。詳細はPlayStation Blogで公開されています。
■ 「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Main Processor | Single-chip custom processor / CPU:x86-64 AMD Ryzen “Zen2”(8コア/16スレッド) / GPU:10 TFLOPS、AMD Radeon RDNAベースグラフィックス |
| メモリ | GDDR6 16GB |
| ストレージ | 825GB カスタムSSD(※2) |
| 入出力(※3) | USB Type-A(SuperSpeed USB 10Gbps)×2、USB Type-C(Hi-Speed USB)、USB Type-C(SuperSpeed USB 10Gbps)、M.2 SSD拡張、ディスクドライブ端子 |
| 通信 | Ethernet、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.1 |
| 映像出力 | HDMI OUT端子(※4) |
| 電源 | 100V~3.55A 50/60Hz |
| 最大消費電力 | 350W |
| 本体サイズ | 約358×80×216mm(幅×高さ×奥行) |
| 重量 | 約2.5kg |
| 動作環境温度 | 5℃~35℃ |
SIEは今後も PS5 本体や周辺機器、ネットワークサービスの展開を強化するとしており、新モデルの投入により国内ユーザーの選択肢がさらに広がる形となります。
より手軽にPS5を導入したい人にとって、この日本専用デジタルエディションは有力な選択肢となりそうです。
