Pixel 6/7シリーズ、11月アップデート見送り 「毎月更新」は過去の話に?

GoogleのPixelシリーズは「毎月アップデート」が当たり前というイメージがありますが、どうやらその前提が変わりつつあります。最新の11月更新で、Pixel 6およびPixel 7シリーズが対象外となり、一部ユーザーから不満の声も上がっています。

■ 6シリーズは実質「四半期更新」へ移行か

海外メディア Droid Life の報告によると、Pixel 6/6 Proは7月に更新を受けられず、8月と9月は対象になったものの、10月と今回の11月はいずれも配信されていません。Pixel 6aも含め、今後は四半期ごとのアップデートが基本になる可能性が指摘されています。

■ 7シリーズも対象外に

11月アップデートは本日配信されましたが、Pixel 7/7 Proはリストから外れています。Pixel 7はまだ比較的新しい世代であることから、「優先度を下げた」と受け取るユーザーも少なくありません。

■ Googleは「サポートは続く」と説明

Googleは問い合わせに対し、サポート対象期間中はセキュリティパッチやPixel Feature Drop、そしてOSバージョンアップを提供すると回答しています。しかし、明確に「毎月更新」とは述べておらず、アップデートの頻度については言及していません。
つまり、5年間のアップデート保証とされているPixel 6/7シリーズも、毎月配信されるとは限らない、ということになります。

同社のコメントは次の通りです。

Pixelスマートフォンはサポート期間中、プライバシーとセキュリティを維持するため Google Play システムアップデートやAndroidセキュリティブリテンを通じた修正を受け取ります。さらにPixel独自パッチやPixel Feature Dropによって、使い勝手が時間とともに向上していきます。
― Google spokesperson(2025年11月)

■ Pixelの魅力が変わる?

Pixelシリーズはハードとソフトを自社で手がけていることが強みで、「毎月の更新で常に最新」という点も評価されていました。今回のような更新頻度の変化は、そのメリットをやや後退させる印象が否めません。

■ 12月のFeature Dropに期待?

現時点でGoogle公式サイトの更新対象リストにPixel 6/7が載っていないため、11月分の配信はほぼ望み薄です。ただし、11月のPixel Feature Dropで提供される新機能の一部は「Pixel 6以降で対応」とされています。これらが12月にまとめて届く可能性は残されています。

今後、Googleがアップデートポリシーを明確に説明するのか、そしてPixel 6/7がどのようなペースでアップデートを受け続けるのか―ユーザーの関心は高まっています。

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