
OPPOの新製品が続々と国際認証機関に登録され、グローバル投入に向けた動きが加速しています。今回確認されたのは、エントリー~ミドル帯とみられる新型5Gスマートフォン「OPPO A6x 5G」「OPPO A6t 5G」、そして次期スマートウォッチ「OPPO Watch X3」の3モデルです。
■ マレーシアのSIRIMで3製品が認証取得
認証データベースに登録された型番は以下の3つです。
- OPPO A6x 5G:CPH2783
- OPPO A6t 5G:CPH2853
- OPPO Watch X3:OWWE261
A6x/A6tはいずれも「Mobile Phones(携帯端末)」として登録されており、認証の有効期限は2030年11月5日まで。Watch X3は「Watch」カテゴリに分類され、認証は2025年11月6日まで有効です。
SIRIMの認証はマレーシアでの発売が可能であることを意味するため、同国での発売はほぼ確実とみられます。

■ A6x/A6tはSGS認証も取得。複数地域で販売か
さらに2機種のスマートフォンは、第三者検査機関SGSの認証も確認されています。登録情報によれば、A6x/A6tはいずれも「Mobile Phones」として扱われ、以下の仕様が記載されています。
- 最大稼働高度:2,000m
- 動作温度:35℃
- 保護等級:クラスIII
- 内蔵バッテリー:リチウム系
また、資料にはEU(欧州)/AU(オーストラリア)/NZ(ニュージーランド)/SA(サウジアラビア)といった国・地域コードが含まれており、複数市場での発売に向けて準備が進んでいる可能性が高い状況です。
■ スマートウォッチ「Watch X3」もグローバル展開へ
Watch X3については詳細スペックはまだ出ていませんが、認証通過によりマレーシアでの登場は確定的。過去モデルが日本を含む複数地域で展開されていることを考えると、今回も広範囲の市場へ投入される可能性があります。
■ 近く正式発表の可能性も
スマートフォン2機種+スマートウォッチ1機種が同時期に認証を通過したことから、OPPOは年内あるいは来年初めにかけて発表イベントを準備しているとも考えられます。特にAシリーズは価格を抑えつつ5G対応するラインとして人気があるため、今回もコストパフォーマンスを重視した構成が期待できそうです。
