
ソニーの完全ワイヤレスイヤホン最上位モデルとして注目されている「WF-1000XM6」に関する新たな情報が浮上しました。2023年7月以降、新モデルが登場していないWF-1000Xシリーズですが、年末になって発売時期やカラーバリエーションを示唆するリークが報じられています。
噂は2024年から、正式発表はまだ
WF-1000XM6は、2024年6月ごろから噂レベルで存在が語られてきました。当初は、ヘッドホンの「WH-1000XM6」と同時期に登場すると見られていましたが、WH-1000XM6が2025年5月に発表された際、完全ワイヤレスモデルは姿を見せませんでした。
その後、ソニーの「Sound Connect」アプリ内に一時的にWF-1000XM6とみられる記述が追加され、すぐに削除されるという動きも確認されています。
認証情報から見えるモデル番号
これまでにWF-1000XM6は、米国FCCをはじめとする複数の認証機関のデータベースにも登場しています。いずれの資料でも共通しているのが「YY2985」というモデル番号で、この番号はSound Connectアプリ内に表示されたものとも一致します。

現時点では、具体的なスペックや新機能については明らかにされていませんが、開発が最終段階に近づいている可能性を感じさせます。
部品販売サイトが発売時期を示唆?
今回新たに注目されているのが、修理部品を扱う海外サイト「Encompass Parts」の情報です。同サイトにはWF-1000XM6向けとみられる部品が登録されており、ブラックとシルバーの2色展開が予定されていることが示されています。

さらに、これらの部品の出荷予定日として「2026年2月27日」が記載されており、単なる仮の日付である可能性はあるものの、製品の発売時期を示唆するヒントと受け取ることもできそうです。
CES 2026後に動きが加速か
The Walkman Blogは、Encompass Partsの掲載情報が今後の展開を先取りしたものではないかと指摘しています。もしそうであれば、CES 2026が終了する2026年1月9日以降、WF-1000XM6に関する具体的なリークや情報が一気に増えてくる可能性もありそうです。
長らく動きのなかったWF-1000Xシリーズですが、今回の情報からは次期モデルの登場が現実味を帯びてきた印象を受けます。正式発表がいつになるのか、そしてどのような進化を遂げるのか、今後の情報に注目したいところです。
source (Walkman Blog)

