
Nubiaのゲーミングスマートフォンブランド「Red Magic」から、新モデルとなるRed Magic 11 Airの存在が公式に確認されました。本機は、すでに中国で発表されている**Red Magic 11 Pro/11 Pro+**をベースに、薄型化と軽量化を意識した“Air”シリーズの最新モデルと位置づけられます。なお、日本での発売が確実視されているのはRed Magic 11 Proであり、Red Magic 11 Airの国内展開については現時点では不明です。
製品責任者が存在を認める、Red Magic 11 Air
Red Magic 11 Airは、2025年4月に登場したRed Magic 10 Airの後継機とみられています。今回、著名リーカーのDigital Chat Station氏がWeibo上で同機の存在と概要に言及し、その投稿をRed Magicのプロダクトマネージャーである姜超(Jiang Chao)氏が再共有。「非常にパワフルな端末になる」とコメントしたことで、開発が公式に裏付けられました。
中国では2026年1月に発表される可能性が高いとされており、まずは中国市場向けに投入される見通しです。
薄型モデルでも健在のアクティブ冷却と最新SoC
Red Magic 11 Airは、Airモデルでありながら、同社の象徴ともいえるアクティブ冷却ファンを引き続き搭載するとされています。SoCにはSnapdragon 8 Eliteが採用される見込みで、処理性能面ではハイエンドクラスを維持します。
最上位のRed Magic 11 Proほどの冷却余裕はない可能性があるものの、薄型ボディと高性能を両立させた構成は、ゲーミングスマホとしては依然魅力的です。
画面下カメラを採用、デザイン性を重視
中国の認証機関TENAAに掲載された情報によると、Red Magic 11 Air(型番:NX799J)は約6.85インチのOLEDディスプレイを搭載し、1.5K解像度に対応します。フロントカメラは約1,600万画素の画面下カメラとされ、2026年に登場するスマートフォンとしては比較的早い段階での採用となりそうです。
背面カメラは5,000万画素+800万画素のデュアル構成で、カメラ性能は実用重視の仕様といえます。
大容量バッテリーと抑えめな重量
メモリは最大24GB RAM、ストレージは最大1TB構成が用意される可能性があります。バッテリー容量は約7,000mAhとされ、薄型モデルながらスタミナ面も重視されています。
本体サイズは約163.82×76.54×7.85mm、重量は約207gと、スペックを考慮すると比較的軽量にまとめられている点も特徴です。
日本展開は未定、まずはProモデルに注目
Red Magic 11 Airは、性能と薄さのバランスを重視したモデルとして魅力的ですが、現時点で日本発売が確定しているのはRed Magic 11 Proのみです。11 Airについては、今後のグローバル展開や正式発表を待つ必要があります。
まずは1月8日に日本発売予定のRed Magic 11 Proがどこまで注目を集めるか、その反応次第でAirモデルの展開方針が見えてくる可能性もありそうです。今後の続報に注目です。
