インドで偽Galaxyスマホ販売組織摘発、500台超の偽造スマホ押収

インド・デリーの警察は、偽のSamsung Galaxyスマートフォンを販売していた巧妙な違法組織を摘発しました。現地当局は関係者を逮捕するとともに、数百台に及ぶ偽造スマホや関連部品を押収しています。

偽造Galaxyスマホの組織を一網打尽

摘発はデリーのカルル・バーグ地区で行われ、警察は4名の容疑者を逮捕。偽のGalaxyスマートフォン512台以上に加え、電子部品や組み立てに使われる工具も押収しました。関係者によれば、違法組織は海外、主に中国のサプライヤーからマザーボードやカメラ、バッテリー、フレームなどの部品を仕入れ、既存の部品や汎用パーツと組み合わせて高級モデルに似せたスマートフォンを製造していました。

高級モデルを偽装する巧妙な手口

偽造端末には「Made in Vietnam」と記された偽のIMEIラベルが貼られており、購入者や通信ネットワークを欺く手口が確認されています。実際の市場価格では1,200米ドルを超えるモデルが、違法業者によって450米ドル

で販売され、格安で手に入ると信じた消費者が被害に遭うケースもありました。

Galaxyブランドの人気の裏で

一昔前には、中国を中心に偽iPhoneが話題になったことがありましたが、現在ではGalaxyシリーズも偽物が出回るほどブランド価値が高まっています。Galaxy SやFold、Flipシリーズなど高級モデルの認知度・人気が上がったことで、模倣品市場にも影響を与えていると言えるでしょう。

警察は、今回摘発された組織の供給網や販売ネットワークの全容解明を進めています。偽造スマホは見た目が本物と非常に似ているため、購入時には販売元や正規認証の確認が重要です。デリーでの摘発は、偽造スマホ問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。

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