
アップルの次期「iPhone 18」シリーズに関する新しいレポートが報じられ、フロントカメラの性能が大きく向上する可能性が浮上しています。これが事実であれば、現行のiPhone 17シリーズからさらに一段階先へ進むことになります。
■ 全モデルで2400万画素のフロントカメラに?
投資銀行のJPモルガンがまとめた最新のリサーチレポートによると、iPhone 18シリーズのフラッグシップモデル全てに2400万画素のフロントカメラが搭載される見込みとしています。
昨年の時点では、iPhone 17シリーズで同じ画素数が採用されるという噂が複数の筋から出ていましたが、最終的には1800万画素止まりでした。それでもiPhoneとしては初の大幅強化でしたが、もし次期モデルで2400万画素が実現すれば、さらに精細なセルフィー撮影やポートレートの描写力向上が期待できます。
今回の情報が正しければ、以下のモデルに2400万画素カメラが採用される計算になります。
- iPhone 18
- iPhone 18 Pro
- iPhone 18 Pro Max
- iPhone Air 2
- 折りたたみ型iPhone(仮称)
■ iPhone 17の「センターステージカメラ」からさらに進化か
現在のiPhone 17シリーズでは、初めて正方形イメージセンサーを採用した「Center Stage(センターステージ)」フロントカメラが特徴となっています。縦持ちのままでも横長のセルフィーを撮影できるなど、撮影の幅が広がりました。
iPhone 18ではこれに加えて画素数が増えることで、細部の描写や明るさの確保など、表現力はさらに上がりそうです。
■ 折りたたみiPhoneは「画面下カメラ」を採用?
レポートの中で特に目を引くのが、折りたたみ型iPhoneに関する記述です。
なんと、外側ではなく内側ディスプレイの下に2400万画素カメラを搭載する設計が想定されているとのことです。
もし実現すれば、「高画素+画面下カメラ」という組み合わせは業界でも初の試みで、映像品質とフルスクリーン表示を両立させる非常に意欲的な仕様となります。
■ “eシリーズ”は据え置きの1200万画素か
一方で、手ごろな価格帯のモデルとなるiPhone 17e(第2世代)とiPhone 18e(第3世代)については、これまで通り1200万画素のフロントカメラが継続採用されるとのことです。機能差をつけることでシリーズ構成を明確にする狙いがありそうです。
■ 発売時期は“秋と春”の二本立てへ?
レポートでは、アップルが2026年以降のiPhone発売スケジュールを大きく変える可能性にも触れています。
- 2026年後半(秋)に発売
- iPhone Air(第2世代)
- iPhone 18 Pro
- iPhone 18 Pro Max
- 折りたたみiPhone
- 2027年春に発売
- iPhone 18(標準モデル)
- iPhone 18e
これが事実であれば、秋にPro系・上位系、春に標準モデルとエントリーが登場する「分割サイクル」へ移行する可能性が高まります。
