
ソニーのXperia公式アカウント(日本)は11月5日夜、謎めいたティザー投稿を行い、SNS上で大きな話題となっています。
投稿はごく短く、こう記されていました。
「明日、 #10ティー 爆誕ティー。」
詳細は一切語られておらず、しかしXperia公式アカウントである以上、モバイル領域の告知であることはほぼ間違いありません。現在、ファンの間では複数の可能性が議論されています。
■もっとも濃厚なのは「Xperia 10 VII関連の派生モデル」
すでに Xperia 10 VII が登場していることから、時期的に「Xperia 10 VIII」など次世代無印モデルの発表は考えにくい状況です。
そのため、比較的可能性が高いのは、
- Xperia 10 VIIの派生型(Plus/Pro/Liteなど)
- カメラ特化、耐衝撃、限定色といった特殊仕様
- キャリア専用モデル
といった“別バリエーション”。
投稿の「10ティー」が、10シリーズに“T”の文字を加えた派生型を示唆しているという見方も少なくありません。
■存在しなかった「Tシリーズ」が新規に立ち上がる可能性も?
Xperiaには過去、Tシリーズというラインは存在しません。
しかし逆に言えば、今回の「ティー」が新たなカテゴリー名称を指している可能性もゼロではありません。
- Xperia 10 T
- Xperia T(新シリーズ)
といったネーミングが登場する可能性も指摘されています。
先行して「T」が示唆されていることから、全く別のラインアップを開発中という見方も一部では出ています。
■数字と“T”が製品名とは限らない?
投稿自体は抽象的で、そもそも「10」と「T」が製品名とは限りません。
- 「10」=10個の新機能 / 10種の対応アクセサリー
- 「T」=Technology、Tablet、Tune、Touch、Telephotoの頭文字
- コードネームの可能性
このように、言葉の意味を“曖昧なままにして注目を集める”プロモーションの一環である可能性もあります。
■スマホ以外の発表説も根強い
Xperiaブランドは最近、スマホ以外の展開も拡大しています。
- カメラグリップ、マイク、モニター、ゲーム配信周辺機器
- アプリやサービス連携
- PlayStationやαシリーズとの協業プロダクト
このため、「10ティー」はスマホ本体ではなくアクセサリー・周辺機器に付けられた名称だという解釈もあります。
■結局、何が“爆誕”するのか?
現時点で確定しているのは、
- Xperiaが明確にティザーを投稿した
- 何かが“明日”発表される
- 「10」「ティー」というキーワードが使われている
という事実だけです。
Xperia 10 VIIの派生型、まったく新しい“Tシリーズ”の誕生、周辺機器、アプリ、サービス…。
どの説にも一定の説得力があり、むしろ意図的に幅広い推測を誘っている印象すらあります。
公式がここまで言葉を濁す以上、話題性を狙ったプロモーションなのは間違いありません。
いずれにせよ、発表は間もなく。続報に注目が集まりそうです。

