
ソニーが10月に発売した新型ミッドレンジXperia、「Xperia 10 VII」ですが、発売からかなり時間が経つにもかかわらず、SIMフリー版の品薄状態が日に日に深刻化していることが明らかになりました。
公式ストアでは全色1か月以上待ち
当記事執筆時点でソニー公式ストアではXperia 10 VIIの出荷は12月14日頃となっています。

つまり、公式ストアではいずれのカラーも出荷まで1か月以上待つという事になります。
一方、さらに在庫ひっ迫が深刻と思われるのがamazonでの状況で、こちらはブラックとターコイズが「入荷未定」となっているだけでなく、ホワイトが完全に消去されています。

他の2色が「入荷未定」でまだ掲載されているのにホワイトだけ削除されていることから、一部ではすでに同カラーの販売が終了したのではないかとの憶測も出ています。
Xperia 10 VIIは一新されたデザインに加え、順当なスペック進化もあり、確かに評判が良いのは事実です。実際、当サイトでも先日、価格.comでのユーザー評価が10シリーズ史上最高ペースという件についてお伝えしたばかりです。
一方で、同サイトでのレビュー数自体はなかなか増えず、むしろ増加ペース自体は10 VIや10 Vよりも遅いという印象すら受けます。つまり、このXperia 10 VIIは評判・評価はかなり良いものの、売れ行き自体はそれほどでもないといった感じです。
それにもかかわらずここまで需給がひっ迫しているということは、やはり供給側で生産をかなり絞っているとしか考えられません。
ひょっとするとXperia 1 VIIの文鎮化問題もあり、品質管理にかなり手間と時間をかけているのかもしれませんね。


