
中国メーカー各社は秋のフラッグシップ競争を終え、次のステージとして“Ultra”ブランドの上位機種を準備中です。その中でも注目を集めているのが、OPPOの次期最上位モデル「Find X9 Ultra」。信頼性の高いリーカー「Smart Pikachu」による新情報で、その仕様の一部が明らかになりました。
「No 7000, No Flagship」──7,000mAh超えの可能性大
リーカーによると、Find X9 Ultraは他社の「Ultra」スマートフォンを上回る史上最大クラスのバッテリー容量を搭載する見込みです。OPPOはすでに「2025年、7,000mAh未満はフラッグシップではない」と宣言しており、少なくとも7,000mAh前後の大容量バッテリーを積む可能性が高いと見られています。

前モデルでは、Find X8 Proが5,910mAh、Find X8 Ultraが6,100mAhを搭載していましたが、今回のX9 Ultraはそれを大きく上回る公算です。参考までに、同シリーズの「Find X9 Pro」は7,500mAhバッテリーを採用しているとされており、他社のXiaomi 17 UltraやVivo X300 Ultraよりも大きな容量になる可能性も指摘されています。
ディスプレイとカメラもフルモデルチェンジへ
ディスプレイは6.8インチ・2K解像度対応パネルを採用し、目の負担を軽減するアイプロテクション機能も搭載すると伝えられています。さらに、背面には4眼カメラ構成を採用し、2基のペリスコープ望遠カメラを備えるとのことです。
この2基の望遠カメラはいずれも大型センサーに刷新されており、マクロ撮影、ポートレート撮影、ズーム撮影のすべてでクオリティが飛躍的に向上しているといいます。
発売時期については、Find X9 Ultraは2026年第2四半期に登場予定とされ、同時に「Find X9s」シリーズも投入される見込みです。
超薄型モデル「OPPO Find Air(仮)」も開発中?
さらに同リーカーは、OPPOが超薄型スマートフォンを開発中であることも明かしています。名称はまだ確定していないものの、Findシリーズ、あるいはRenoシリーズの新ラインとして登場する可能性があるとのことです。仮に「Find Air」という名で登場すれば、OPPOの新しいデザインコンセプトを象徴する存在になるかもしれません。
なお、同氏は以前、Xiaomiが同様に「Xiaomi 17 Air」という超薄型モデルを開発中であるともリークしており、薄型・軽量化競争が2026年のスマートフォン市場の新たなトレンドになる可能性もあります。

